ゼロイチ女子xSHOE DOG

ゼロイチ女子会

なぜ女子大生が
『シュードッグ』を読むべきなのか?

「ゼロイチ女子」メンターが語る、
女子大生の生きる力

発売たちまち20万部を突破した、ナイキ創業者フィル・ナイトによる自伝『SHOE DOG(シュードッグ)』。父親から借りた50ドルを元手に、アディダス、プーマを超える売り上げ300億ドルの会社を一代で作り上げた男の自叙伝だ。

女子大生が自信をもって将来の仕事や人生を選択できるようにしたい。そんな想いから生まれた女子大生支援プログラム「ゼロイチ女子」の運営に関わった5人のメンバーが、『シュードッグ』の魅力と、「ゼロイチ女子」との共通点を語り合った。

(この座談会は2017年10月29日、日本橋浜町のHama Houseで開催された)

#0「ゼロイチ女子」ってなに?

「ゼロイチ女子」ってなに?
ヒグチミホ

ヒグチミホ

「ゼロイチ女子」プログラムの代表をしているヒグチです。
若い女性が日本の社会にどう貢献できるのか、という問いをもってゼロイチ女子を立ち上げました。女性の活躍は長く日本の課題となっていますが、その答えの一つが、自分の目標に対してゼロから企画を立ち上げて、人を巻き込む実行力をもつ、すなわちゼロをイチにする力をもつことだと考えています。
そうすれば、経済的にも精神的にも自立できますし、どの会社で働くにしても、より強い交渉力を身につけられるのではないか。女子大生がそんな力を手に入れるための手助けをしたいと考えています。普段は商社で働いていて、食料ビジネスにかかわっています。

ナリタ  コウヘイ

ナリタコウヘイ

東京大学法学部のナリタです。
東大のアイスクール(i.school)というプログラムに参加して、イノベーションの勉強をしています。人が85歳になっても働けるようにサポートするデバイスは何かとか、新しい読書体験とはどんなものか、それをどうやったら提供できるか、というようなアイデア創出の仕組みを考えています。
また、i.clubという団体でそういうアイデアの出し方を地方の高校生に教えていて、彼らと一緒に考えたアイデアを実現化することにも挑戦しています。ゼロイチ女子でも、参加者のアイデア創出を促す部分の設計をお手伝いしています。

ツツミ ハルノ

ツツミハルノ

早稲田大学法学部のツツミです。
ゼロイチ女子では立ち上げメンバーとして、ヒグチさんたち社会人の方々のお手伝いをしてきました。
社会人のみなさんとぶっとおしで5時間議論したり、起業家のかばん持ち体験をするプロジェクトを立ち上げるプロセスで、すごい人たちの思考や葛藤、経験に触れてきました。
そんな体験を踏まえて『シュードッグ』を読むと、フィル・ナイトさんは成功すべくして成功したんだな、と思わされることがたくさんあって、刺激的な本でした。

ハヤシ  ショウ

ハヤシショウ

ゼロイチ女子のメンターをしているハヤシです。普段は外資系企業でアナリストをしています。
学生時代に起業経験があるのですが、そのころはまだ学生には起業という言葉はなじみがなくて、どうなるかわからない状況で一歩を踏み出しました。そしたらどんどん世界が広がっていってワクワクした。世界70億の人が同じようなワクワク感を感じて生きていけるようにしたい。それが僕の個人的なミッションです。
そういう人間として『シュードッグ』を読むと、自分と重なるところがたくさんありました。

オカ ヒトミ

オカヒトミ

オカです。普段は外資系企業で働いています。
女性は結婚して、出産して、働いて、といろいろなことをマルチにやりながら自分の人生をつくっていかなくてはいけない。一女子として、障害がたくさんあると感じています。
でも若いときから自分のやりたいこと、人生で成し遂げたいことの信念をつくっていけば、障害も乗り越えていけるとも思って、ゼロイチ女子に参加しています。
フィル・ナイトさんはすごくマッチョなイメージで、自分には彼のように動けない部分もありますが、本質的なところですごく勉強になりました。

君は天職に出会っているか。負け犬たちの熱狂人生飛沫

SHOE DOG PHIL KNIGHT

SHOE DOG
 (シュードッグ)
―靴にすべてを。

東洋経済新報社
2017年10月27日発売
定価 1,980円(税込み)

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