どんな会社か、業績・株価はどうか、相場テーマや主要ブランドは何か。米国株を理解するうえで必須の情報が凝縮されています。
まずは事業の内容や特徴、業界内のポジション、M&Aなどの最新トピックスをざっくりと把握しましょう。
アップルやテスラをはじめ「注目企業」50社は、業績トレンドの独自解説も充実しています。
売上高・利益・配当の実績とコンセンサス予想を簡単に確認できます。「注目企業」50社は7期分のグラフも掲載。
5年分の株価チャートやPER・利回りなど各種指標に加え、「注目企業」50社は3カ月分の高値・安値データも。
「EV」「連続増配」など株式市場で注目されるテーマやキーワード、主なブランド・サービスを確認できます。
増収率や増益率、予想配当利回りなど、独自のランキングで「お宝」銘柄を探せます。
アメリカの株式市場に上場する注目・新興銘柄850社、ETF主要150本を掲載。一覧性のある「四季報スタイル」で銘柄探しがサクサク進みます。
日本語・英文の社名やティッカーコードなどによる、豊富な索引で銘柄探しをサポートします。
本誌に関心を寄せてくださり誠にありがとうございます。2024年秋冬号では以下の3点を大きく変えました。
1点目は各銘柄ページに新設した「採用インデックス」です。米国株の代表的な指標であるダウ30(ダウ工業株30種)とS&P500の採用銘柄であるかを記しています。日本でもインデックスファンドの投資が広がっているように、採用銘柄は各指数連動ファンドからの継続的な買いが見込めます。
2点目は「平均営業利益率」と「平均ROE」です。こちらも各銘柄ページに新設しました。経営効率が高い”優良銘柄”を効率的に見つけられます。
3点目は新規掲載銘柄です。読者リクエストやIPO動向などを基に、IPO、配当貴族、有力銘柄を34社加えました。
株式投資やビジネス、企業研究などの目的に、本誌をぜひ活用ください。
『米国会社四季報』編集長 林哲矢
米国株投資のビギナーからベテランまで!読者の方に『米国会社四季報』の投資に役立つポイントを伺いました。
業種ごとにページがまとまっているので、財務・キャッシュフロー・業績概況・予想PERなどをもとに、同業種間で銘柄の比較検討ができることが嬉しいです。米国株投資経験:〜5年
本全体にざっと目を通すことで、普段見ない銘柄を発掘できました。米国株投資経験:〜10年
ネットや新聞記事とは異なる視点の分析の記事があり、銘柄選びの参考になりました。米国株投資経験:1年未満
米国投資は未経験。ビギナー向けコラムが役に立ちました。米国株投資経験:未経験
ETFの一覧を俯瞰して見ることができ、今まであまり目を向けていなかった個別銘柄に興味を持つようになりました。米国株投資経験:〜5年
『米国会社四季報』の巻末資料から、基本的な情報を抜粋しました。
米国株をはじめ外国株は、証券会社によって取り扱う銘柄が異なります。取扱銘柄は、必ず証券会社のホームページを確認しましょう。
総合口座の開設と同時に外国株式取引口座が開設される証券会社もあります。
米国株取引の際は日本円を米ドルに替える必要があり、為替スプレッド(両替手数料)がかかる場合があります。現在、ネット証券では1ドルにつき片道で無料や25銭(0.25円)などです。
保有株を売却した際に代金をドルで受け取れる証券会社もありますが、それを円に戻すのであれば為替リスクが伴います。購入時よりも円高・ドル安だと利益は目減りします。
以下の「米国証券市場の概要」をご確認ください。日本では夜間から早朝にかけて、リアルタイム取引に参加できます。
米国には単元株制度がなく、どの株でも1株から買うことができます。つまり、その時点で表示されている株価が最低購入金額です。
米国株の信用取引は、2022年7月からSBI証券と楽天証券がサービス提供を開始。マネックス証券も2023年1月に開始しました。
ただ、米国株には値幅制限(ストップ高、ストップ安)がないこともあり、初めて投資に挑戦する場合は現物取引から始めるのが無難です。