教養としての盆栽

世界のビジネスエリートを惹きつける

試し読み
依田 徹著
2026年9月2日 発売
定価 2,200円(税込)
ISBN:9784492048283 / サイズ:四六/並/224

★★★☆☆☆ジェフ・ベゾス、ビル・ゲイツ、ジャック・マーも愛好家!☆☆☆★★★
政治・経済・外交を陰で支える盆栽の魅力が丸わかり

★「見どころ・歴史・鑑賞の作法」を美しい写真で徹底解説

「おっ、ずいぶんと持ち込んだね」
「いいシャリだね」
「コケ順がいいね」

↑こうした、ちょっとフシギな盆栽用語がわかるようになります

★盆栽がわかれば日本人の自然観がわかる

盆栽はどれも同じに見える。
樹を見てどう楽しんだらいいのかわからない。
そんなふうに感じること、ありますよね。

ちょっとした鑑賞のポイントを知っているだけで
眺めるのが100倍楽しくなります。
奥深い盆栽の世界へ、ご案内してまいりましょう。

●なぜ物語に登場する盆栽は「松」なのか?
●合わせる掛け軸次第で教養が問われる
●名品は1鉢2億円の値がつくこともある
●幹や枝の不思議な形を生み出す匠の技
●「盆栽=成金趣味」は誤解! 戦前の政財界では茶道以上の必須教養だった
●安く買った樹でも名木へと育てることは可能

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概要

盆栽の芸術的・歴史的価値を理解するために必要な知識を豊富なカラー写真でわかりやすく解説。盆栽の見どころがよくわかる一冊。

目次

■第1章 まずは押さえておきたい 盆栽の基本
・鉢植えと何が違う? アサガオの盆栽はないが、オリーブの盆栽はある
・「水遣り三年」と言われるほど水遣りは難しい
・樹齢が古いかどうかを見分ける方法 ほか

■第2章 これがわかればツウぶれる 盆栽基本用語[樹種編]
・ゴヨウマツは盆栽に仕立てやすい葉をしている
・幹や枝がねじれながら育つ特性を持つのがシンパク
・サツキの愛好家は多く、サツキ盆栽のみの展覧会もある ほか

■第3章 鑑賞の楽しさが倍増する 盆栽基本用語[樹形編]
・盆栽には正面がある。植える時点で正面を決めている
・コケ順、枝配り……盆栽の姿をほめる独特の言葉
・盆栽らしいS字形の幹をした樹は「模様木」と呼ぶ ほか

■第4章 見どころはどこか? 盆栽の価値を決めるもの
・鉢との相性で価値は上がりも下がりもする
・「貴重盆栽」という札の意味するところ
・イマイチな盆栽とはどんなものか ほか

■第5章 盆栽を見に行こう! 飾りかたと鑑賞の作法
・大きな鉢の横に添えてある、ミニ盆栽は何か
・盆栽を棚に置く習慣は世界に広まっている
・謎めいた石が飾られている時の楽しみ方 ほか

■第6章 教養が深まる 盆栽の歴史
・「盆栽文化は中国からやってきた」説は本当か
・盆栽園が「○○園」と名乗るルーツは木戸孝允の名付け
・皇室と盆栽の深い関わり ほか

■第7章 政治、経済、外交を陰で支える 盆栽が秘めるビジネスパワー
・国会開会式では四つ目の台座に盆栽が飾られる
・あの世界的有名人も盆栽のとりこに
・ビジネス手土産にふさわしい盆栽とは ほか

著者プロフィール

依田 徹  【著】
よだ とおる

遠山記念館 学芸課長/博士(美術)
1977年、山梨県生まれ。東京藝術大学大学院 美術研究科芸術学専攻 博士後期課程修了。
さいたま市大宮盆栽美術館学芸員を経て、現職。また学習院大学、昭和女子大学にて非常勤講師を務める。専門は日本近代美術史、茶道史。
『盆栽の誕生』(大修館書店)、『ジャパノロジー・コレクション 盆栽 BONSAI』(角川ソフィア文庫)、『近代茶人の肖像』(淡交新書)など著書多数。『近代の「美術」と茶の湯――言葉と人とモノ』(思文閣出版)で茶道文化学術奨励賞受賞、『懐石新書――革命と継承の日本料理』(淡交社)で辻静雄食文化賞受賞。