世界は負債で回っている

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リチャード・ヴェイグ著/井坂 康志訳
2026年1月28日 発売
定価 3,080円(税込)
ISBN:9784492315699 / サイズ:四六/並/356

経済を本当に動かしていたのは「借金」だった。
過去50年間のGDP上位7カ国の債務を徹底分析。
ペンシルベニア州の銀行・証券局長官も務めたベンチャーキャピタリストが「負債の経済学」という新分野を切り開く。

「借金」こそが、現代経済のエンジンであり、破壊者だ。
経済学の常識を覆す、衝撃の真実!
◎GDP成長の正体:経済成長には「新たな借金」が不可欠である
◎格差の元凶:負債が増えるほど、株と不動産を持つ「上位10%」だけが富む
◎危機の予兆:見るべきは「政府の借金」ではない。「民間の借金」の急増だ
◎日本の教訓:バブル崩壊後の日本は、世界の「未来」を先取りしていた
次の金融危機を防ぎ、繁栄を取り戻すための「処方箋」がここにある。

「トリクルダウン理論を信奉する人々は、一点を除けば正しいということになる。
下にこぼれ落ちてきたのが、資産ではなく債務だったということだ」(本文より)

あなたは「借金」の本当の恐ろしさ(とメリット)を知っていますか。
私たちが信じてきた経済モデルは間違っていた。
「負債の経済学」が明かす、成長と格差のメカニズム。
◎マネーの真実:「お金」とは、誰かが「借金」することで生まれる
◎中国の時限爆弾:不動産バブルと恒大集団の悲劇はなぜ起きたのか
◎貿易立国の罠:ドイツの輸出モデルが抱える脆弱性とは
◎徳政令のすすめ:借金漬けの世界を救う唯一の道は「債務免除」だ
米、英、中、仏、独、印、そして日本……
世界経済を支配する「7大国」のバランスシートが示す未来図。

デヴィッド・グレーバー『負債論』を実証。
「ウォール・ストリート・ジャーナル」「USA Today」ベストセラー。

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概要

経済を本当に動かしていたのは「借金」。過去50年間のGDP上位7カ国の債務を徹底分析。「負債の経済学」という新分野を切り開く

目次

序章:なぜ「借金」が増えると、私たちは豊かになるのか

第1章:経済成長の正体は「借金」だった

第2章:誰も知らない「真の支配者」民間債務

第3章:富裕層だけが知る「錬金術」のからくり ―― 株式、不動産、格差

第4章:世界経済を操る「3つの勝利の方程式」

第5章:米中「2強」の財布の中身を透視する

第6章:暴走するインフレと「コロナ・バブル」の崩壊

第7章:負債の暗部 ―― 金融危機は「突然変異」ではない

第8章:借金漬けの経済に「出口」はあるか

第9章:「借金帳消し」

エピローグ:債務は創造者にして破壊者

著者プロフィール

リチャード・ヴェイグ  【著】
りちゃーど・ヴぇいぐ

ベンチャーキャピタリスト、実業家、作家。ペンシルバニア州銀行・証券長官(2020~23年)。銀行2行の共同設立者兼CEO、ベンチャーキャピタルGabriel Investmentsのマネージングパートナー、電力・天然ガス供給会社Energy Plusの共同設立者兼会長兼CEOも務めた。本書以外の主な著書に『A Brief History of Doom』『The Case for a Debt Jubilee』などがある。


井坂 康志  【訳】
いさか やすし

ものつくり大学教養教育センター教授、ドラッカー学会共同代表理事。1972年埼玉県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学、博士(商学)。著書に『P・F・ドラッカー――マネジメント思想の源流と展望』(文眞堂、経営学史学会奨励賞)、『ピーター・ドラッカー──「マネジメントの父」の実像』(岩波新書)、訳書に『ドラッカー 教養としてのマネジメント』(共訳、マグロウヒル・エデュケーション)、『ドラッカーと私』(NTT出版)、『アメリカは内戦に向かうのか』『緊縮資本主義』(以上、東洋経済新報社)などがある。