「失われた20年」の終わり

武者 陵司著
2011年2月25日 発売
定価 1,728円(税込)
ISBN:9784492395479 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:240

アメリカの「中国封じ込め作戦」がついに始まった!




1989年にソ連が崩壊し、米国にとって、日本を強くしておくことの意義が薄れた。そこで、日本の躍進を食い止め、米国の経済優位を維持することが米国の至上命題となった。1990年以降20年間の日本の停滞はその文脈で理解できる。



常軌を逸した超円高による日本封じ込めが起きたのだ。それを受けて日本は、賃金カットや工場の海外移転を進めてきた。日本は、生産性の向上に努めながら、一方ではそれに所得の増加がついてこない、という状況に陥った。こうして、グローバル化のなかで、日本だけが繁栄というメリットを受けられずにきた。



ところがいま、中国の台頭を受けて、そのパワーバランスが変わってきている。かつての日本バッシングは中国バッシングに変わり、日本は再び、米国の同盟国として繁栄を許される環境が整ってきた。中国の台頭を受けて、覇権国アメリカにとって日本の重要性が再び高まってきた。



失われた20年は日本を鍛えた20年であり、これからの経済繁栄の余地は大きい。著者独自の視点で描かれた、元気が出る日本経済論。

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概要

中国の台頭を受けて、覇権国アメリカにとって日本の重要性が再び高まってきた。失われた20年は日本を鍛えた20年であり、これからの経済繁栄の余地は大きい。著者独自の視点で明るい未来を描く。

目次


第1章 「失われた20年」の真相
第2章 中国脅威論の台頭と超円高の終焉
第3章 2010年代の世界経済はこう動く
第4章 急旋回する日本の風景
    ―― 一掃されるペシミズムの根源
終 章 日本のポテンシャルは大きい

 

著者プロフィール

武者陵司
むしゃ・りょうじ

武者リサーチ代表、ドイツ銀行グループアドバイザー。
1949年長野県生まれ。1973年横浜国立大学経済学部卒業。同年大和証券入社。73~87年まで、企業調査アナリストとして繊維、建設、不動産、自動車、電機・エレクトロニクスを担当。
89年、大和総研設立により同社へ出向。88年ニューヨーク駐在、大和総研アメリカチーフアナリスト。93年大和総研企業調査第二部長。
97年ドイツ証券(旧ドイチェ・モルガン・グレンフェル証券東京支店)入社、2005年まで調査部長兼チーフストラテジストを務める。05年ドイツ証券副会長兼チーフインべストメント・アドバイザー。
2009年7月より現職。また、現在、埼玉大学大学院客員教授も務める。

主な著書:
『アメリカ 蘇生する資本主義』東洋経済新報社、1993年
『新帝国主義論』東洋経済新報社、2007年
『日本株大復活』PHP研究所、2009年

●株式会社 武者リサーチ:http://www.musha.co.jp/