「マイノリティ支配」の正体

分断される社会と文化戦争の罠

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アッシュ・サルカール著/町田 敦夫訳
2026年6月24日 発売
定価 3,080円(税込)
ISBN:9784492444955 / サイズ:四六/並/416

斎藤幸平氏絶賛!
「もう分断はうんざりだ。連帯を取り戻そう。コモン再生のヒントはこの本にある」

ケン・ローチ(映画監督)ナオミ・クライン(ジャーナリスト、『ショック・ドクトリン』著者)をはじめ、
「フィナンシャル・タイムズ」「ガーディアン」「オブザーバー」「GQ」「Elle」の各紙・誌でも絶賛!

「インターネット登場以後、もっとも影響力のある論客」(英・スペクテイター誌)
「サンデータイムズ」ベストセラー

経済的不安という「実体的な危機」から人々の目をそらすために、エリート層がいかに「文化戦争」を煽っているか。
アイデンティティ政治が個別の被害者感情に矮小化され、多数派である労働者階級を分断する「マイノリティ支配」の道具にされているかを解き明かす。

そのうえで、
◎文化戦争は別の手段による「上からの階級闘争」であることを認識
◎メディアによる絶え間ない「アテンション」から抜け出し、正しく「怒る」
◎アイデンティティを壁にするのではなく、共通の物質的・社会的利益を中核とした強固な連帯を取り戻す
ことの重要性を示す。

序章 つくられた「マイノリティ支配」の妄想――誰が私たちの怒りを操っているのか
第1章 「被害者」ポジションの奪い合い――左派の「アイデンティティ政治」はなぜ暴走したのか
第2章 怒りはカネになる――メディアが仕掛ける「炎上」とアテンション・エコノミー
第3章 権力にすり寄るジャーナリズム――政治家とメディアの歪んだ「共犯関係」
第4章 捏造された「白人労働者階級」――分断と移民ヘイトはいかにつくられたか
第5章 スケープゴートにされる若者たち――エリート層によるマイノリティへの責任転嫁
第6章 「数が増える」という恐怖――トランスジェンダーと移民を標的にするパニックの正体
第7章 私たちが何も所有できない世界――すべてを搾取する「デジタル地主」と「レンティア資本主義」
結び つくられた分断を超えて――絶望の時代に「連帯」を取り戻すために

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概要

エリート層が文化戦争を煽り実体的な経済不安から目をそらせ、アイデンティティ政治で多数派の庶民を分断・支配する構図を解き明かす

目次

序章 つくられた「マイノリティ支配」の妄想――誰が私たちの怒りを操っているのか

第1章 「被害者」ポジションの奪い合い――左派の「アイデンティティ政治」はなぜ暴走したのか

第2章 怒りはカネになる――メディアが仕掛ける「炎上」とアテンション・エコノミー

第3章 権力にすり寄るジャーナリズム――政治家とメディアの歪んだ「共犯関係」

第4章 捏造された「白人労働者階級」――分断と移民ヘイトはいかにつくられたか

第5章 スケープゴートにされる若者たち――エリート層によるマイノリティへの責任転嫁

第6章 「数が増える」という恐怖――トランスジェンダーと移民を標的にするパニックの正体

第7章 私たちが何も所有できない世界――すべてを搾取する「デジタル地主」と「レンティア資本主義」

結び つくられた分断を超えて――絶望の時代に「連帯」を取り戻すために

著者プロフィール

アッシュ・サルカール  【著】
あっしゅ・さるかーる

作家、講師、ジャーナリスト、政治評論家。
英国ロンドン生まれ。「ノヴァラ・メディア」コントリビューティング・エディター。ガーディアン紙、インディペンデント紙、ハフィントン・ポスト紙に寄稿多数。「BBCクエスチョンタイム」「グッド・モーニング・ブリテン」「ジェレミー・ヴァイン」など、英国のテレビやラジオに定期的に出演。『スペクテイター』誌から「インターネット界で最も優れた最高の左翼思想家」のひとりと呼ばれ、2019年にはアジアン・メディア・アワードのメディア・パーソナリティ・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。また、アムステルダムのサンドバーグ研究所で講義を行い、アングリア・ラスキン大学でグローバル政治学を教えている。本書は初の著書。

町田 敦夫  【訳】
まちだ あつお

翻訳家。
訳書に『新しい国境 新しい地政学』『西洋の自死』『未来政府』『欧州解体』『20世紀最高の経済学者 ケインズ 投資の教訓』『金持ちは税率70%でもいいvsみんな10%課税がいい』(以上、東洋経済新報社)、『背番号10のファンタジスタ』(ベースボール・マガジン社)、『目で見る脳の働き』(さ・え・ら書房)など。『ナショナルジオグラフィック日本版』や『フォーブス ジャパン』で雑誌記事の翻訳も手がけるほか、映像メディアの翻訳も多数。