デービッド・アトキンソン 新・観光立国論

デービッド・アトキンソン著
定価 1,650円(税込)
ISBN:9784492502754 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:280

【「カンブリア宮殿」出演で話題沸騰!】



本書は、21世紀の「所得倍増計画」の提言です。



少子化が経済の足を引っ張る日本。

出生率は、すぐには上がりません。

移民政策は、なかなか受け入れられません。

ならば、外国人観光客をたくさん呼んで、

お金を落としてもらえばいいのです。



この国には、【世界有数の観光大国】になれる、潜在力があるのですから。



ですが、2014年の訪日客数は1300万人程度です。

日本ほどのポテンシャルをもつ国としては、驚くほど少ない数と言わざるをえません。



日本の潜在力と世界の観光産業の隆盛を考えれば、

2030年までに8200万人を招致することも、決して不可能ではありません。



それを成し遂げることで、日本経済には「第2の高度成長期」が訪れるのです。

本書では、そのための方策を、詳しく解説しましょう。

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概要

「カンブリア宮殿」出演で話題沸騰!
日本の国宝を守るイギリス人が教える、「観光でカネを儲ける」ために日本が採るべき戦略とは?

目次

はじめに 日本を救うのは「短期移民」である
第1章 なぜ「短期移民」が必要なのか
第2章 日本人だけが知らない「観光後進国」ニッポン
第3章 「観光資源」として何を発信するか
第4章 「おもてなしで観光立国」にニーズとビジネスの視点を
第5章 観光立国になるためのマーケティングとロジスティクス
第6章 観光立国のためのコンテンツ
おわりに 2020年東京オリンピックという審判の日

著者プロフィール

デービッド・アトキンソン
David Atkinson

小西美術工藝社代表取締役社長。元ゴールドマン・サックスアナリスト。裏千家茶名「宗真」拝受。
1965年、イギリス生まれ。オックスフォード大学「日本学」専攻。1992年にゴールドマン・サックス入社。日本の不良債権の実態を暴くレポートを発表し、注目を集める。1998年に同社managing director(取締役)、2006年にpartner(共同出資者)となるが、マネーゲームを達観するに至り、2007年に退社。同社での活動中、1999年に裏千家に入門。日本の伝統文化に親しみ、2006年には茶名「宗真」を拝受する。2009年、創立300年余りの国宝・重要文化財の補修を手掛ける小西美術工藝社に入社、取締役に就任。2010年に代表取締役会長、2011年に同会長兼社長に就任し、日本の伝統文化を守りつつ、旧習の縮図である伝統文化財をめぐる行政や業界の改革への提言を続けている。
著書にベストセラー『イギリス人アナリスト 日本の国宝を守る』(講談社+α新書)などがある。