奇跡のプロジェクト 図書館が街を変えた!

新生・荒尾市立図書館の挑戦

試し読み
高井 昌史著
2026年5月13日 発売
定価 1,980円(税込)
ISBN:9784492503614 / サイズ:四六/上/232

熊本県北部に位置する荒尾市。かつては日本有数の鉱工業都市であったが、人口減少が続き、現在は5万人台である。そこで荒尾市では2017年に就任した浅田敏彦市長の下、コンパクトシティに対応したまちづくりの施策を打ち出している。その1つが、荒尾市図書館の移転・開館である。2022年4月に荒尾市は、紀伊國屋書店、荒尾シティプランと連携し、同市の商業施設内に書店併設型の図書館を開館した。1000坪の床面積、10万冊を超える蔵書、デジタルライブラリーを採用した新しい図書館は、海外の建築事務所が設計の下、地域の歴史や風土が体感できるようになっている。イベントも盛んに行われ、市民の新たな拠点となっている。図書館の質的向上、コストの抑制、商業施設の活性化という三方良しをめざしたこのプロジェクトは、全国から注目が集まっている。本書は、このプロジェクトの中心人物である高井氏を中心に、同プロジェクトの全貌、および日本各地でも起こっている知の拠点の危機に対する「本の力」を中心にしたまちづくりを提言する。

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概要

「本の力」が町を変える! 行政、民間が一体となり、熊本の小さな都市で行われた図書館再生プロジェクトの全貌。

目次

第1章 変わりつつある荒尾市
第2章 紀伊國屋書店が図書館をプロデュース
第3章 図書館プロジェクトを進めた人たち
第4章 「図書館+書店」で街はこんなに変わった!
第5章 「本の力」が地域と文化を救う

著者プロフィール

高井 昌史  【著】
たかい まさし

株式会社紀伊國屋書店 代表取締役会長
1947年東京都出身。成蹊大学法学部卒業。1971年株式会社紀伊國屋書店に入社。各地の営業所長などを経て、図書館の新設、学術情報のデータベース化などの業務にも携わる。1993年取締役、1999年常務取締役、2004年専務取締役、2006年副社長を経て、2008年代表取締役社長に就任。2015年より会長を兼務。2023年より現職。現在、株式会社ブックセラーズ&カンパニー代表取締役会長、学校法人成蹊学園評議員、学校法人都築第一学園理事、公益財団法人図書館振興財団理事、一般財団法人出版文化産業振興財団(JPIC)理事、東京都書店商業組合特任理事なども務める。著書に『本の力――われら、いま何をなすべきか』、編書に『日本人が忘れてはいけないこと――国の礎は教育にあり』(ともにPHP研究所)がある。