最強私学 早稲田vs.慶応

週刊東洋経済eビジネス新書No.310

週刊東洋経済編集部編
2019年9月24日 発売
定価 440円(税込)
ISBN:9784492921111 / サイズ:e新書/並/122

言わずと知れた私学の雄、早稲田と慶応。
培ってきた100年以上の伝統を生かしつつも、グローバル化の波にもまれ、未来への変革を迫られている。学部構成や学生数に違いはあるものの、研究力、教育力、国際化、資金力の充実は共通する課題だ。同時に、この課題へのアプローチの違いが両校の個性でもある。慶大卒・早大大学院教授の入山章栄氏は、「早慶という日本の中の枠組みで競い合っても限界はある。世界の大学にどこまで伍していけるか。早慶の実力がまさに問われる時代を迎えている」と指摘する。新たな大学像を打ち立てられるか、両校の今に迫った。

本誌は『週刊東洋経済』2019年5月11日号掲載の30ページ分を電子化したものです。

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概要

日本を代表する私学の雄、早稲田と慶応。培ってきた100年以上の伝統を生かしつつも、グローバル化の波にもまれ、未来への変革を迫られている。新たな大学像を打ち立てられるか。両校の今に迫った。

目次

最強私学はどっちだ? 早稲田 vs.慶応
【早稲田大学】進む国際化と新学部の躍進で学内序列変動
早稲田の歴史キーパーソン 「学の独立」生んだ反骨の精神
理工「3学部」という試み 自由なフィールドは健在
ライバル三田会に負けじと動き出した大学と校友会
早大政経学部の入試改革 数学必須化で広がる波紋
INTERVIEW 早稲田大学 総長・田中愛治
 研究力高め世界50位以内に 慶応は切磋琢磨するライバル
【慶応義塾大学】「伝統保守」の塾風は不変
慶応の歴史キーパーソン 根幹を成す「一身独立」の教え
何でもありの学風は不変 AO入試を拡充するSFC
内部進学が4割の同質社会 慶応医学部の実力を解剖
慶応愛 卒業後も続く巧みな仕掛け
INTERVIEW 慶応義塾長・長谷山 彰
 慶応は塾員を大事にする伝統を守りつつ進化したい
研究力では早稲田やや優勢 経済学の論文数ではほぼ互角
慶応が誇る安定の収益力 集金力は私学ナンバーワン
INTERVIEW 早稲田大学大学院 教授・入山章栄
 経営学から見た早慶の現在地

著者プロフィール

週刊東洋経済編集部  【編】
しゅうかんとうようけいざいへんしゅうぶ