マネー殺到! 期待のベンチャー

週刊東洋経済eビジネス新書No.325

週刊東洋経済編集部編
2020年2月18日 発売
定価 440円(税込)
ISBN:9784492921265 / サイズ:e新書/並/122

まさに活況だ。ベンチャー企業に投資マネーが殺到している。2018年のベンチャーの資金調達額は3880億円。5年前の4倍以上に拡大し、リーマンショック前の水準を超えた。ベンチャーが巨額資金を集めやすくなっているのは、出資するベンチャーキャピタル(VC)にお金が集まるようになったことも大きい。リスクマネー流入という追い風が吹く中、日本にも有望なベンチャーが続々と誕生している。さまざまな事業領域から、期待のベンチャーを紹介する。

本誌は『週刊東洋経済』2019年8月24日号掲載の26ページ分を電子化したものです。

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概要

大型資金調達が相次ぐのは偶然ではない。メルカリ上場を契機とした機関投資家の資金流入、大企業出身者による起業機運の高まり、ネット以外でも事業領域の拡大。種々の要因が重なり期待のベンチャーが生まれている。

目次

日本でもベンチャー投資の「大型化」が進展
【キュア・アップ】 日本初の「治療用アプリ」で世界展開へ
【カケハシ】 薬剤師の負担を減らす薬歴システム
【エーエルアイテクノロジーズ】 空飛ぶモビリティを展開
【ギタイ】 宇宙飛行士の代行ロボットを開発
【リーガルフォース】 契約書のあり方をがらりと変える
【シッピオ】 貿易手続きをITで簡素化
【イーパー】 日本郵便が認めた再配達削減バッグ
【グラファー】 行政手続きをテクノロジーで効率化
活況呈するベンチャーイベントの実態
【ヤプリ】 誰でも簡単にアプリ開発
【プレイド】 デジタルマーケティングの新機軸
【モビルス】 顧客対応の自動化をサポート
【スマートHR】 クラウドで人事労務を効率化
【スタディスト】 マニュアルの作成を簡単に
【アタマプラス】 AIが学習方法を個人ごとに最適化
INCJベンチャー投資の通信簿
大物ベンチャーの現在地
【テーブルチェック】 飲食店予約をオンラインで確実に
【コネクテッドロボティクス】 調理の自動化で重労働を解消
【クラウドポート】 事業者と個人投資家を結ぶ
【フィナテキスト HD】 証券システム、データ解析を提供
【ゼノデータ・ラボ】 あらゆるニュース、企業データを網羅
【ミラティブ】 ゲーム実況アプリで急成長
【キャディ】 町工場を救う効率化システム
【ウフル】 異なるサービスをつなぐ「エネブラー」革命
【アペルザ】 間接資材の購買サイトを提供
【キャンセル】 宿泊予約の権利を個人同士で売買
【空】 ホテルや旅館の料金設定を効率化
【オクト】 スマホで工事進捗の情報を共有
【ソラビト】 中古建機のネット取引所
ベンチャー業界の盛り上がりの実態を聞く
上場後も見離さない新ファンド

著者プロフィール

週刊東洋経済編集部  【編】
しゅうかんとうようけいざいへんしゅうぶ