GXで評価される企業、されない企業

脱炭素をコストから企業価値へ変える経営戦略

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伊佐 陽介著
2026年7月10日 発売
定価 1,980円(税込)
ISBN:9784492962725 / サイズ:四六/並/320

GXは「コスト」ではない。
企業価値を決める経営戦略である。

なぜ、多くの企業はGXに取り組んでいるのに成果が出ないのか。
なぜ、脱炭素投資は「必要だとわかっているのに決断できない」のか。
そしてなぜ、同じGXに取り組んでいても、企業価値を高める企業と、ただコストだけを増やす企業に分かれてしまうのか。

その答えは、環境問題ではなく「経営の意思決定構造」にある。
本書は、GXを環境対応やESG活動としてではなく、「企業価値を最大化する経営戦略」として捉え直す一冊である。

カーボンプライシングの本質、スコープ3への向き合い方、インターナルカーボンプライシング(ICP)の再設計、事業ポートフォリオの見直し――。

これらを単なる制度解説やノウハウ論に終わらせることなく、「企業はなぜ動けないのか」「どうすれば意思決定を変えられるのか」という経営の本質から解き明かしていく。

いま起きているのは環境規制の強化ではない。企業価値のルールそのものが変わる構造転換である。その変化を競争優位に変える企業と、変化に対応できず競争力を失う企業の分岐は、すでに始まっている。

本書は、GXをコストではなく投資として捉え、企業価値へと接続するための実践的な意思決定フレームワークを提示する。

「GXは重要だ」
その理解だけでは、もはや十分ではない。
問われているのは、GXを経営戦略として実装できるかどうか。

経営者、役員、経営企画、財務・IR担当者、サステナビリティ推進担当者必読の企業価値を左右する「新しい経営の教科書」である。

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概要

脱炭素を「コスト」ではなく「投資機会」と捉え直し、GX-ETSやカーボンプライシングの将来を踏まえた企業戦略を提示する。

目次

第1章 GXはなぜコストに見えるのか
第2章 企業が脱炭素を進められない本当の理由
第3章 炭素価格が企業価値を左右する時代
第4章 GXを経営の意思決定に組み込む方法
第5章 日本企業が「わかっていても動けない」理由
第6章 GXを実装するための意思決定改革
第7章 理論だけでは進まないGXの現実
第8章 GXで企業価値を最大化する実践フレームワーク

著者プロフィール

伊佐 陽介  【著】
いさ ようすけ

株式会社バイウィル取締役CSO 兼 カーボンニュートラル総研所長
早稲田大学卒業後、一部上場不動産デベロッパーで住宅事業に従事。その後、株式会社リンクアンドモチベーションにて、ブランドマネジメント事業部コンサルティング責任者に就任。2013年に独立し、ブランディング・マーケティングに特化した経営コンサルティング会社として、株式会社フォワードを設立。2020年に同社代表取締役社長に就任。2023年には、GX事業を展開する株式会社Waaraを吸収合併。株式会社バイウィルに社名を変更し、代表取締役COOに就任。2025年3月より現職。サステナビリティ経営戦略、コーポレートブランディング、GX事業開発、組織開発など、大手企業向けに幅広く企業価値向上をテーマに支援。実績多数。著書に『サステナビリティ・ブランディング』(ダイヤモンド社刊)がある。