週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2026年3月14日・21日合併号
2026年3月9日 発売
定価 950円(税込)
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【第1特集】四季報『春号』先取り 6万円時代に勝ち抜く株

日経平均株価は6万円台が視野に入ってきました。要因は、積極財政を掲げる高市政権の衆院選圧勝などにありますが、来期も拡大が見込まれる企業業績にもあります。イラン攻撃ショックが株価を押し下げているものの、株式投資では変化の時期こそ大きなチャンスとなります。特集「6万円時代に勝ち抜く株」は恒例の四季報先取り特集で、『会社四季報』春号の最新データやランキングを基に、お宝銘柄を紹介します。第2特集は「ステーブルコインの衝撃」、産業リポートは「オムロン再出発 逆転への道筋」です。
 

【第2特集】ステーブルコインの衝撃


低コストで迅速な決済・送金が可能に。ただし金融業界にとっては敵か味方か。
 

担当記者より

第1特集「四季報『春号』先取り 6万円時代に勝ち抜く株」の編集を担当した許斐です。

本特集は3月18日発売の『会社四季報』春号の内容を先行して紹介する、恒例の「先取り」特集です。四季報の「先取りランキング」のほか、経済アナリストの馬渕磨理子さん、武者リサーチの武者陵司さんら市場分析に定評のある専門家へのインタビュー、四季報記者による主要10業界の業績予測など、盛りだくさんの内容です。ぜひ有望株発掘にご活用いただければ幸いです。

その四季報をどう読み込むかについて、福岡証券取引所主催の株式投資セミナーで講演することになり、改めて四季報を読み込みました。

ただ、「四季報の読み方」だけで数多くの書籍が出版されているように、四季報の「読み込み方」は無限にあります。まずはオーソドックスに、業績や財務内容がよく、業績記事を見て「この企業は伸びそうだ」と思った企業に付箋を貼っていきましたが、それでは四季報が付箋だらけになるだけ。そこから、さらに「これだ」という企業を絞り込むことは意外と難しいものです。

そこで役立ったのが過去との比較です。過去と最新号の四季報を比較して、主力事業の移り変わりを知り、その企業が業態転換を図っていることに気づいたり、数十年ぶりの最高益のタイミングであることを知って、今が「旬」の企業であることを確認したり。読めば読むほど、新たな気づきがあり、改めて四季報の読み方は無限にあるなと、その奥深さを実感しました。

四季報は今年創刊90周年を迎えます。その最新号である四季報「春号」の内容を先んじて紹介する本特集をぜひご覧ください。

担当記者:許斐 健太(このみ けんた)
慶応義塾大学卒業後、PHP研究所を経て東洋経済新報社に入社。電機業界担当記者や『業界地図』編集長を経て、『週刊東洋経済』副編集長として『「食える子」を育てる』『ライフ・シフト実践編』などを担当。2021年秋リリースの「業界地図デジタル」プロジェクトマネジャー、2022年秋より「業界地図」編集長を兼務。「会社四季報オンライン」と「業界地図デジタル」の統合に合わせて、2024年秋より会社四季報オンライン編集長。

 

目次

第1特集
四季報「春号」先取り 6万円時代に勝ち抜く株
来期の有望銘柄を一足早く大公開 四季報超先取りランキング
【ランキング①】来期最高益更新100 最高益更新「額」50/最高益更新「率」50
【ランキング②】来期上方修正100 上方修正「額」50/上方修正「率」50
【ランキング③】今期四季報強気50
【ランキング④】来期久しぶり最高益50
【ランキング⑤】来期高配当利回り50
【ランキング⑥】来期連続増配年数50
『会社四季報プロ500』連動 「春号」で見つけた有望テーマ株70

[インタビュー]「日本株は壮大な長期上昇相場の入り口に立った」
 
武者リサーチ 代表 武者陵司
「SaaSの死」で急落も 業績拡大のソフト株8選
天気予想で見る 2026年度 浮かぶ業界・沈む業界
[インタビュー]自民圧勝で相場は盤石に 日経平均6万円も視界に
 日本金融経済研究所 代表理事 経済アナリスト 馬渕磨理子
“億り人”の四季報速読ポイント 株価上昇中の「お宝銘柄」を探せ!
IRの一手段にすぎないが… 意外に多い「説明会未開催」企業
[インタビュー]「しんどい行動」を選び つねにアップデートせよ
 レオス・キャピタルワークス 社長 藤野英人
伝説の編集長が伝授 来期好調銘柄を先取り 「春号のここを見ろ!」

第2特集
金融新秩序 ステーブルコインの衝撃
始まった「ステーブルコイン」決済
「3メガ共同発行」の勝算

産業リポート
オムロン再出発 逆転への道筋
[インタビュー]オムロン 社長 辻永順太
 「現場データをすべて集める まだ技術力に優位性はある」

スペシャルインタビュー
「勝ちすぎた自民が抱える大きな課題」 東京大学 名誉教授 御厨 貴

NEWS & TOPICS 最前線
ニコンが2年で社長交代 「過去最大赤字」の深刻度
「ハメネイ師殺害」の衝撃 イラン攻撃の行方と影響
泥沼化したマンダムMBO 非上場化後に待つ課題


連載
|経済を見る眼|「リベラル」に見る政治を語る言葉の弱さ|苅谷剛彦
|トップに直撃|アース製薬 社長 川端克宜
|フォーカス政治|市場が測る片山財務相の覚悟と手腕|軽部謙介
|マネー潮流|日欧への資金シフトで米株は軟着陸|阿部健児
|中国動態|政府が進める「反内巻」は成功するか|梶谷 懐
|財新 Opinion&News|半導体大手SMIC「フル稼働でも大幅減益」
|少数異見|生成AIに頼っているばかりでは
|ヤバい会社烈伝|石油元売り   ボロ屋、ボロ儲け ガソリンが上がる訳|金田信一郎
|知の技法出世の作法|「軍事大国イラン」の崩壊 民主的な体制は望み薄|佐藤 優
|話題の本|『本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形』の著者稲田豊史氏に聞く ほか
|名著は知っている|『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』[上編]
|ビジネスと人生は絶望に満ちている|無駄を省いていくと、どこに到達するのか?|頭木弘樹
|西野智彦の金融秘録|バブルの終わり②
|21世紀の証言|MIXI取締役ファウンダー 笠原健治 その②
|編集部から|
|次号予告|

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  • 4/27(月) 週刊東洋経済 2026年5月2日・9日合併号