特集「迷走 パナソニック」を担当した梅垣です。
パナソニック ホールディングスが大規模な人員削減を伴う構造改革を行い、事業会社のパナソニック株式会社を「発展的に解消」すると発表したのは昨年2月のことでした。
それから1年、パナソニックの内部で今何が起きているのか、これから何が起きようとしているのかをテーマに取材を進めてきました。
楠見雄規社長をはじめ、事業会社の幹部、現場の従業員の方々など、多くの皆さんからお話を伺う過程で見えてきたのは、それぞれ立場は違っても「パナソニックを変えなければいけない」という思いは同じだということです。
しかし、全体の足並みはまだそろっていません。ホールディングス、事業会社、社内カンパニー、事業部、現場の各レイヤーで、問題の捉え方や、その解決に向けた方策、根本となる考え方が異なり、相互にぶつかり合ってしまっています。
そうした個別の事象としては小さな衝突が、積み重なることで徐々に大きくなり、グループ全体の方向性がうまく定まらない、外部から見れば統一感のない動きになってしまっているのではないか。そうした仮説と問題意識をもって、特集をまとめました。
このような問題は、パナソニックだけで起きているわけではありません。卑近な例でいえば、当社も同様です。JTC(伝統的日本企業)にお勤めの皆様、ぜひお読みいただけると幸いです。
担当記者:梅垣 勇人(うめがき はやと)
証券業界を担当後、2023年4月から電機業界担当に。

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