週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2026年8月29日・9月5日合併号
2026年8月24日 発売
定価 950円(税込)
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【特集】爆騰で進む優勝劣敗 マンション大異変

マンションはもはや庶民の手が届くものではなくなりました。2000年以降供給戸数が減り続ける一方、価格は建設費の高騰などから上昇傾向が続いています。買い手は裕福な実需層や、投資家や外国人に限られるようになってきました。そうした中、マンション業界はどこへ向かうのか? 不動産大手7社の戦略や収益力の分析に加え、ハウスメーカーの動きをリポート。さらに、首都圏・関西圏の「資産性の高い新築マンション」ランキングを掲載しています。
 

【スペシャルリポート】日常も職業も奪う 難病ジストニアのリアル

医師すら知らない、悪夢のような神経疾患。治療法も限られる難病の過酷な実態に迫る。
 

【スペシャルインタビュー】前首相 石破 茂
  誹謗中傷に惑わされず「歴史」を直視せよ

 

担当記者より

特集を担当した森創一郎です。今回の特集では、大和ハウス工業などが分譲する「プレミストタワー船橋」を取材し、実際に1億数千万円の住戸を購入した夫婦に話を聞きました。

どんな富豪に会えるかと思いきや、奥様は士業、旦那さんは会社員という意外と普通のご夫婦でした。2人とも船橋近辺の出身で、35年の返済で9000万円のローンを組み、現在船橋市内で住んでいる一戸建ては売却するとのこと。ちゃきちゃきの東京出身の私としては、多少上から目線で「千葉の船橋に誰が億ションを?」と思っていましたが、「生まれ故郷を見渡すタワマンに住むことで、ますますふるさとへの愛着が深まる」との話にはとても共感するものがありました。

片や、爆騰を続けるマンションの購入を投資と考え、転売で儲けていく人もいます。そこには土地への愛はありません。眺望や立地は経済的価値ということになるでしょう。それはそれでもちろん「あり」です。本特集でもマンション投資の「今」を取り上げています。

今回の特集では住友不動産の「シティタワー千住大橋」も取材しました。ここは松尾芭蕉『奥の細道』の矢立て初めの地。どんな土地にも歴史があり、人の営みがあり、人情があるものです。マンションも、家族がそこで幸せに暮らす「家」であってほしい。個人的にはやはり、そう思ってしまいます。

担当記者:森 創一郎(もり そういちろう)
1972年東京生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科修了。出版社、雑誌社、フリーライター、放送記者を経て2020年から東洋経済記者。東洋経済編集部副編集長。

 

週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
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    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
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    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
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約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

特集
爆騰で進む優勝劣敗
マンション大異変


Part1
爆騰 新築マンション
「メジャー7」の収益創出力
三菱地所/住友不動産/三井不動産/野村不動産/東京建物/大京/東急不動産
[マンション路線図マップ]メジャー7社10年間の首都圏マンション戸数
攻め込むハウスメーカー
大和ハウス工業/ミサワホーム/オープンハウスG
持ち家vs.賃貸をデータ比較 5年間で「賃貸」有利に変貌
「公金事業で投資」はありか? 道内最高層タワマンが問う現実
「採算が悪いので請け負いたくない」 ゼネコンのマンション離れ
再開発エリアが浮上 資産性の高い新築マンションランキング

Part2
明暗 中古マンション
1年で2割値下げ、「転売ヤー」たちの誤算 中古マンション市場に異変
10億円超え物件即決の舞台裏 去る中国人、買う台湾人
「返済比率」重視で長期化へ 住宅ローン「50年」超も登場
タワマン廃墟化は防げるか 修繕積立金の見えない出口
資材ショックで中小業者撤退 大規模修繕業者に大逆風
資産性の高い中古マンションランキング

スペシャルリポート
日常も職業も奪う 難病ジストニアのリアル
[インタビュー] ゆい小田原クリニック 院長 堀内正浩
[ルポ] ジストニア患者が日々向き合う過酷な現実

スペシャルインタビュー
前首相 石破 茂
日本の安全保障はどうあるべきか 誹謗中傷に惑わされず 「歴史」を直視せよ


NEWS&TOPICS最前線
住商連合の洋上風力に暗雲 政府救済策から外れる懸念
河合楽器に公取委が勧告 500円報酬の待遇にメス
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連載
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|トップに直撃|パーソルホールディングス 社長 和田孝雄
|フォーカス政治|減税と改憲、二兎を追う高市首相|塩田 潮
|マネー潮流|日銀アコードは終焉させるべきか|中空麻奈
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|財新 Opinion&News|中国の介護負担 2035年に年23兆円突破へ
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|話題の本|『あの若手はどうして辞めないのか 変わる社会と変わらない若者の本音』の著者古屋星斗氏に聞く ほか
|名著は知っている|『アメリカ経済成長の終焉』[上編]|河野龍太郎
|ビジネスと人生は絶望に満ちている|通勤電車という“逸脱の誘惑”|頭木弘樹
|西野智彦の金融秘録|住専アリ地獄③
|21世紀の証言|オリンパス元CEO 竹内康雄 その2 
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今後の発売スケジュール

  • 9/14(月) 週刊東洋経済 2026年9月19日・26日合併号