2023年度アカデミー賞で主要6部門にノミネート!絶対的な権力を振りかざす天才指揮者リディア・ター、衝撃の物語『TAR/ター』
世界最高峰のオーケストラの一つであるドイツのベルリン・フィルで、女性として初めて首席指揮者に任命されたリディア・ター。彼女は天才的な能力とそれを上回る努力、類稀なるプロデュース力で、自身を輝けるブランドとして作り上げることに成功する。今や作曲家としても、圧倒的な地位を手にしたターだったが、マーラーの交響曲第5番の演奏と録音のプレッシャーと、新曲の創作に苦しんでいた。そんな時、かつて指導した若手指揮者の訃報が入り、ある疑惑をかけられたターは、追いつめられていく──(東洋経済オンライン記事「ベルリン・フィルの女性首席指揮者を襲った悪夢」を参照)
監督と脚本は、これまで手掛けた長編映画『イン・ザ・ベッドルーム』と『リトル・チルドレン』と本作、3作すべてがアカデミー賞にノミネートされつづけているトッド・フィールド。16年ぶりとなる最新作である本作について、フィールド監督がその鋭敏な表現力によって「唯一無二のアーティスト、ケイト・ブランシェットに向けて書いた」と語ります。
絶対的な権力を振りかざす天才指揮者リディア・ターの物語。崇高なる芸術と、人間の欲望と狂気が、誰も聴いたことのない禁断の交響曲を奏でる驚愕のサイコスリラー。圧巻の衝撃作にぜひご注目ください。
5月12日(金)の公開に先立ち、映画『TAR/ター』の試写会を、東洋経済オンライン読者様だけの貸切会場で開催いたします。皆さまのご応募をお待ちしております。