戦略的な意思決定・財務の課題解析のために!

コーポレートファイナンス入門講座

事業担当者も身に付けたい、 投資プロジェクト評価から企業価値向上策まで

開催概要

実施形式
会場開催
開催日時
2023年7月27日(木)10:00~17:00
会場
東洋経済新報社 本社セミナールーム
申込締切
2023年7月26日(水)13:00
受講料
49,500円(税込)

講座のポイント

(1)コーポレートファイナンスにおける考え方が基礎からわかる

今ビジネスの現場でも重要性が高まっている、企業価値最大化のための「コーポレートファイナンス」の知識。長期的な視点で、必要な資金をいかに調達し、戦略的に事業を遂行していくのか。資本コスト、フリーキャッシュフローなど、基礎から解説していきます。

(2)投資家や株主の視点から、企業を見る力が養える

コーポレートファイナンスの中心となる考え方「市場重視」「株主重視」に求められるものとは何か。資本コストのレベルに影響を与える要素や、金利とリスクの捉え方、WACC(加重平均資本コスト)や最適資本構成の意味や計算方法を学びます。

(3)事業価値・企業価値・株主価値の評価方法について理解できる

投資プロジェクトのNPV(正味現在価値)やIRR(内部収益率)をはじめ、シナリオ分析や感応度分析などの指標に照らした判断の仕方に、企業価値の評価方法や向上策へ、具体的なケースを取り上げながら、さまざまなアプローチを身に付けます。

プログラム

ビジネスの現場で生きる!
コーポレートファイナンスの知識と価値評価・向上策

1.コーポレートファイナンスとは何か
2.投資家が期待する儲けの水準
3.フリーキャッシュフロー
4.投資プロジェクトの評価方法
5.企業価値の評価とその向上策
6.まとめ

受講者の声

  • WACCの計算と活用や、格付けと株主目線の矛盾が理解できた。(製造業/局長・部長)
  • NPV、IRR、回収期間法のそれぞれの意義と限界がよくわかりました。(通信/役員)
  • 事前知識がなくても理解しやすく、実務につなげられると感じました。(建設・不動産/一般社員)
  • 基本的事項から具体的な事例を駆使した説明、少し高度な活用へすべてが有益でした。(製造/役員)
  • 投資する場合の測定手段を豊富に知れて、有意義であった。(製造業/局長・部長)

講師紹介

西山 茂氏

早稲田大学大学院(ビジネススクール)教授

西山 茂氏

財務・会計のプロフェッショナル

早稲田大学政治経済学部卒。ペンシルべニア大学ウォートンスクールMBA修了。
監査法人ト-マツ、株式会社西山アソシエイツにて会計監査・企業買収支援・株式公開支援・企業研修などの業務を担当したのち、2002年より早稲田大学。06年より現職。学術博士(早稲田大学)。公認会計士。上場公開企業の社外役員を歴任。
主な著書に、『企業分析シナリオ第2版』『入門ビジネス・ファイナンス』『「専門家」以外の人のための決算書&ファイナンスの教科書』(以上、東洋経済新報社)、『ビジネススクールで教えている会計思考77の常識』(日経BP社)、『戦略管理会計改訂2版』(ダイヤモンド社)、『増補改訂版英文会計の基礎知識』(ジャパンタイムズ)などがある。

開催概要

実施形式 会場開催
開催日時 2023年7月27日(木)10:00~17:00
※昼休憩1時間含む
申込締切日 2023年7月26日(水)13:00
※期限前に定員に達した場合はお申し込みを締め切らせていただきます。
対象 コーポレートファイナンスについて理解を深めたい方
経営企画、財務、経理、事業部門責任者・リーダーなど
※部署・役職は問いません
会場 東洋経済新報社 本社セミナールーム
(東京都中央区日本橋 本石町1-2-1東洋経済ビル9階)
※会場での開催のみとなります。今回の開催にオンライン配信はありません。
受講特典 講師著書『「専門家」以外の人のための決算書&ファイナンスの教科書』を贈呈
受講料 49,500円(税込)
※2名以上同時申し込みで2人目以降10%OFF!(お問い合わせフォームよりご連絡ください)
主催 東洋経済新報社

注意事項

下記ご確認のうえ、お申し込みください。

ご受講について

  • 本講座は会場にて開催する集合研修となります。
  • 2023年7月26日(水)13:00までご購入が可能です。但し、期限前に定員に達した場合はお申し込みを締め切らせていただきます。
  • 講座の受講、資料の利用は、ご本人様に限らせていただきます。
  • 録画・録音・撮影はお断りいたします。

支払い方法

クレジットカード、コンビニ払いにて承ります。コンビニ払いの場合は受講前のご入金をお願いいたします。

領収書について

  • クレジットカード払いの方は、購入サイト「マイページ」内の「購入履歴一覧」からダウンロードできます。
    東洋経済オンラインログインURL(https://s.toyokeizai.net/login.html)
    ログイン後、「マイページ」⇒「購入履歴一覧」へお進みいただき、ダウンロードしてください。
  • コンビニ払いの方は、コンビニにて発行の領収書をご利用ください。

キャンセルポリシー

サービスの特性上、お申し込み後のキャンセルは受け付けておりません。ご了承くださいますようお願いいたします。

個人情報の取り扱い

株式会社東洋経済新報社は、個人情報の重要性を認識し、保護の徹底に努めております。ご入力内容ならびにお客様の個人情報は、本講座の実施目的(確認のご連絡等)および東洋経済新報社からの各種ご案内、皆様に有益と思われる企業、団体からのご案内をお送りする場合にのみ使用いたします。 東洋経済新報社のプライバシーポリシーはこちらよりご確認ください。

その他注意事項

  • 当講座の資料の著作権は、当社または第三者が保有しております。録画・録音・撮影等の複製ならびに改変・配布・配信等の2次利用はお断りいたします。不正にご利用の際は法的措置を取らせていただく場合がございます。
  • 競合サービスをご提供されている方、学習目的以外と思われる方につきましては、ご受講をお断りさせていただくことがございます。また、反社会的勢力に関係する方のご受講は一切お断りいたします。
  • 講演内容・講演者・プログラムは変更となる場合がございます。
  • 申込人数が開催に必要な人数に達しない場合は、やむをえずコースを中止する場合がございます。また、天災その他やむをえない理由で講座を中止する場合は、中止分の受講料を返金いたします。

複数名申し込みをご検討の法人のみなさま

2名以上同時申し込みで2人目以降10%OFF!(お問い合わせフォームよりご連絡ください)

プログラム詳細

1.コーポレートファイナンスとは何か

  • 市場重視の背景
  • 株主価値の背景
  • コーポレートファイナンスのポイント

2.投資家の期待する儲けの水準(資本コスト)

  • 金利とリスク
  • 株主資本コストは高いのか
  • 資本コストのレベルに影響を与えるポイント
  • WACCの意味と計算
  • CAPMの意味
  • 最適資本構成の意味
    <事例>実際の上場公開企業におけるWACCの計算

3.フリーキャッシュフロー

  • フリーキャッシュフローの計算
  • 運転資本の意味と計算
  • フリーキャッシュフローを使う理由

4.投資プロジェクトの評価方法

  • 金銭の時間的価値
  • 現在価値と割引率
  • NPV法(正味現在価値法)
  • IRR法(内部収益率法)
  • 回収期間法
  • キャッシュフロー予測についての注意事項
  • シナリオ分析と感応度分析
    <ケース>おもちゃの新規事業の評価
  • 投資プロジェクトのNPVとIRRを計算する
  • 販売単価、販売数量、原価、販売管理費、設備投資額、運転資本などの感応度分析を行う
  • 投資委員会の委員の立場で修正や検討すべきポイントを考える

5.企業価値の評価と向上策

  • 企業価値の意味と評価方法
  • バランスシートアプローチ
  • マーケットアプローチ(PER法、EBITDAマルチプル)
  • インカムアプローチ(DCF法)
  • DCF法をベースにした企業価値・株主価値の向上策
    <事例>企業価値・株主価値の評価方法
  • M&Aにおける注意点

6.まとめ

  • 財務諸表から考える企業価値向上の方向性
  • 格付けと株主重視のバランス

※プログラムは変更となる場合がございます。