いっきに学び直す日本史 【合本版】

安藤 達朗著/佐藤 優編集・解説/山岸 良二監修
2020年6月19日 発売
定価 3,564円(税込)

佐藤優氏が30年間、たえず読み返してきた「座右の書」であり「最高の基本書」であり「伝説の学習参考書」。
あの『大学への日本史』が読みやすくなって、しかも最新情報で新登場!
本書は【教養編(古代・中世・近世)】【実用編(近代・現代)】全2巻をセットにした合本版。

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概要

佐藤優氏の座右の書、伝説の学習参考書が完全リニューアル復刊!「新書100冊読むより、この1冊を熟読すべきだ」。解説、対談付。

目次

本書の構成・本書の利用法
『大学への日本史』はしがき
凡例

教養編トビラ

本書を強く推薦する[教養編]佐藤優

日本史の展開1

原始・古代
第1章 日本文化の起源
第2章 古代国家の形成と発展
第3章 貴族政治の展開

中世
第4章 武家社会の形成
第5章 大名領国の成立

近世(前期)
第6章 大名領国の展開と織豊政権
第7章 幕藩体制の成立

付録(1) 史料演習(古代~近世前期)
付録(2) 日本史の基礎知識

スペシャル対談
『いっきに学び直す日本史 古代・中世・近世 教養編』の読みどころ
佐藤優×山岸良二

実用編トビラ

本書を強く推薦する[実用編]佐藤優

日本史の展開2

近世(後期)
第8章 幕藩体制の動揺

近代・現代
第9章 近代国家の成立
第10章 国際情勢の推移と日本
第11章 現代の世界と日本

付録(1) 史料演習
付録(2) 日本史ガイダンス

スペシャル対談
『いっきに学び直す日本史入門 近代・現代 実用編』の読みどころ
佐藤優×山岸良二

索引

著者プロフィール

安藤 達朗  【著】
あんどう たつろう

元駿台予備学校日本史科講師。1935年、台湾生まれ。戦後、鹿児島に引き揚げる。東京大学文学部国史学科卒業、同大学院比較文学比較文化専攻課程修了。
著書に、『大学への日本史』(研文書院)、『日本史講義』シリーズ、『日本史B問題精選』、『大学入試必ずワカる日本史の学習法』(以上、駿台文庫)などがある。
2002年没。

佐藤 優  【編集・解説】
さとう まさる

作家、元外務省主任分析官。1960年、東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了。
2005年に発表した『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞受賞。2006年に『自壊する帝国』(新潮社)で第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
『読書の技法』(東洋経済新報社)、『獄中記』(岩波書店)、『人に強くなる極意』(青春出版社)、『いま生きる「資本論」』(新潮社)、『宗教改革の物語』(角川書店)など多数の著書がある。

山岸 良二  【監修】
やまぎし りょうじ

東邦大学付属東邦中高等学校教諭、習志野市文化財審議会会長。1951年、東京都生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了。
専門は日本考古学。日本考古学協会全国理事を長年、務める。NHKラジオ「教養日本史・原始編」、NHKテレビ「週刊ブックレビュー」、日本テレビ「世界一受けたい授業」出演や全国での講演等で考古学の啓蒙に努め、近年は地元習志野市に縁の「日本騎兵の父・秋山好古大将」関係の講演も多い。
『新版 入門者のための考古学教室』、『日本考古学の現在』(以上、同成社)、『日曜日の考古学』(東京堂出版)、『古代史の謎はどこまで解けたのか』(PHP新書)など多数の著書がある。