ファイナンスの理論と応用1

資産運用と価格評価の要素

石島 博著
2023年6月7日 発売
定価 5,060円(税込)

本書は、資産運用(ポートフォリオ選択)や、資産価格評価(CAPMやブラック・ショールズ公式)といったファイナンス理論の主要テーマを解説しています。各章の「理論編」ではファイナンス理論の構築方法を、「応用編」ではExcelによる活用方法を修得できる構成になっています。大学3・4年生や大学院生、MBA取得中の学生から、ファイナンス・金融工学・データサイエンスを志す実務家・専門家まで、「ファイナンス理論を自在にモデリングしたい」という方から「理論よりもまずExcelで活用してみたい」という方まで、目的と興味に合わせて本書は幅広く役立ちます。

※本書は、2015年6月に日科技連出版社が刊行した書籍を東洋経済新報社が電子化したものです。

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概要

本書では、資産運用(ポートフォリオ選択)や、資産価格評価(CAPMやブラック・ショールズ公式)といったファイナンス理論の主要テーマを解説しています。

目次

第1章 確定的な市場におけるファイナンス理論の基礎―キャッシュフローとリターンの計測
第2章 確率的な市場におけるファイナンス理論の準備―確率の基礎
第3章 2資産ポートフォリオ選択問題
第4章 アセット・プライシング1―CAPM(資本資産価格評価モデル)
第5章 アセット・プライシング2―2項モデルとBlack‐Scholes公式によるオプション価格評価モデル
第6章 多資産ポートフォリオ選択問題
第7章 ファイナンスにおける最適化理論

著者プロフィール

石島 博  【著】
いしじま ひろし

中央大学大学院国際会計研究科教授。1971年生まれ。東京工業大学大学院社会理工学研究科経営工学専攻博士課程修了(1999年、博士(工学))。慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス総合政策学部(専任講師)、早稲田大学日本橋キャンパスファイナンス研究センター(助教授)、大阪大学金融・保険教育研究センター(特任助教授)を経て現職。コロンビア大学ビジネススクール日本経済経営研究所客員研究員(2013年9月~2014年8月)。専門はファイナンス理論および金融工学。特に、動的ポートフォリオ選択理論、企業分析と評価、資産価格評価理論、不動産ファイナンス、センチメント分析、主に学術論文を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)