清貧を楽しむ。

高橋 聰典著
2011年5月27日 発売
定価 1,320円(税込)
ISBN:9784492044254 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:160

「万の事、あまり良くせんとすれば、
返って悪しくなる」





日本人が忘れかけている、しかし結局は日本人の頭の片隅から離れない、
唯一万人に共通する幸せな生き方――「清貧」。



本書では「清貧」を楽しむための人生哲学を、江戸時代から300年読み継がれてきた『養生訓』を元に紹介する。

『養生訓』は健康書として有名だが、体の問題と心の問題は分けて考えることはできないという前提のもと、幸せに生きるための「人生哲学」が多く語られている。



私欲を捨て、正しい行いをし、贅沢をしないこと――。

それが結局は幸せも名声も利益ももたらすという『養生訓』の哲学は、「あたりまえの幸せのための、あたりまえの教え」に満ちている。

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概要

『養生訓』はただの健康書ではなく、「生き方」全般を説いた庶民のための人生哲学の書である。300年読み継がれてきた江戸の教え「清貧」を、わかりやすく解説する。

目次


第1章 幸せになるための前提を知る。
第2章 運命は自らの責任で決まる。
第3章 人間性と判断力を養う。
第4章 術を身につける。
第5章 障害を取り除く知恵を養う。
第6章 人と関わる。
第7章 使命に取り組む。

著者プロフィール

高橋聰典
たかはし・そうすけ

2008年株式会社マインドサポート設立。個人を対象とした心理カウンセリング、コーチング、心理カウンセラーの育成事業、企業を対象にしたモチベーションやコミュニケーション、メンタルヘルス研修事業などを行っている。

「和魂洋才」を基本姿勢とし、ベースとなっている西洋の心理学を「日本人の心」に合わせて改良した独自の手法を用いている。

日本人の心の質を常に考えたカウンセリング、コーチングを行い、 クライアントの心の病の回復速度や目標達成速度といった効果には定評がある。

著書に『「成功本」を何冊読んでも成功しない3つの理由』(2009年、講談社)などがある。