第一線の糖尿病専門医が、「ゆるい糖質制限」を勧めるこれだけの理由
著者は、北里研究所病院糖尿病センター長をつとめる第一線の糖尿病専門医。賛否両論入り乱れ、その定義づけすら曖昧であった糖質制限食について、ニュートラルな立場から医学情報を整理し、「カロリー制限」に並ぶ食事療法として「糖質制限」(低炭水化物食)を正当に位置付けた画期的な一冊です。
カロリー制限より続けやすく、美味な食事を楽しめ、治療効果が高いなど…糖尿病治療・ダイエットの新たな選択肢として急速に注目を集める食事療法の真実を、エビデンスレベル(信頼度)の高い最新研究から説き明かします。
また提唱者により、糖質の制限度合いなどに違いある糖質制限食のなかでも、著者・山田医師のすすめるのは「ゆるい糖質制限食」。量や種類を考慮すれば、ご飯ものやスィーツも食することができ、より多くの患者が実践できる可能性があります。
北里研究所病院のモットーである「楽しくて続けたくなる糖尿病治療」とも合致し、顕著な実績を挙げ続けている。こうした糖質制限食の新たなトレンドがいちはやく紹介されています。
第1章 ゆるい糖質制限食は続けられる食事療法 第2章 糖尿病と治療食 第3章 カロリー制限食との棲み分け 第4章 バーンスタインの示す糖質制限食の限界 第5章 ゆるい糖質制限食のやり方 ★糖質が少ない食品と多い食品の分類表 ★食品100g中の糖質量(g) 第6章 様々な糖質制限食と定義づけ 第7章 糖質制限食批判への反論 第8章 社会へのアピール