ちょっとはみだし もっとつながる 爆速ヤフーの働き方
経営陣が変われば、会社は変わる。
会社の変化とは、社員の「働き方」の変化でもある。
2012年4月、IT業界の巨人ヤフーに一大変化が起こった。
当時44歳の宮坂学のCEO就任、そして「爆速」というスローガンの誕生。
爆速経営の下、ド・ノーマルサラリーマン長谷川琢也(ハセタク)に出た驚異の辞令は、「東北で復興支援に専念せよ」だった。
IT企業に何ができるのか? 一会社員である自分に何ができるのか?
石巻に赴任した彼と仲間の奮闘、学び、そして名物経営陣4氏の徹底インタビューから、
“会社に属しながら積極的にはみ出て外と繋がる”、これからの働き方が見えてきた。
「サラリーマンは基本的に1週間のうち5日くらい会社にいる。その時間がつまらなかったら、人生の7分の5をつまらなく過ごすことになる。そんなの耐えられない!」
ツアコンになったり、漁師と一緒に船に乗ったり、「弁当屋」になったり、ビジネスコンテストに出場したり。
「リアルゆるキャラ」と呼ばれることもある、もじゃもじゃ社員ハセタクが、ちょっとはみだし・もっとつながる爆速ヤフーの働き方、そして挑戦、挑戦、また挑戦の日々を描く。
「組織人よ、個人を解き放て!!!」
【内容紹介】
・さあ、会社と役員を巻き込もう!
・仕事を創り、周囲を引きずり回せ!
・熱いヤツは社内にいる! ゲリラスカウトで仲間を増やす
・副社長でも、本社を離れて仕事できる
・「腰が浮く」企画は成功する
・人は「ほめられるため」に頑張っているわけではないはずだ
・組織は揺らした方が活性化する
・なぜ、ヤフー人はマスコミに取り上げられるのか?
・社内の秘密結社がヤフーを強くする
・世の中を良くしたいなら、赤字では意味がない!
・大ヒット商品が一つあるかどうかで風向きは変わる