キャリア47年のベテラン弁護士が断言!
「“争い”をやめて“人の役に立つ”ことをすれば、“神さまが喜び”運が開ける」
……など、数多くの実例をもとに「真実の成功法則」を解き明かす。
鍵山秀三郎氏(イエローハット創業者)推薦!
著者が47年間の弁護士生活を通してわかるようになった「運のいい人と悪い人」の違いを解説したユニークな人生論。法律相談を通し1万人以上の人生を見てきた著者によれば、他人の人生を俯瞰すると、面白いように「運の良い人」と「運の悪い人」がいるという。「運の悪い人」は、同じようなトラブルに何度も見舞われる。トラブルで相談に来て、裁判で決着がついても、同様のトラブルでまた相談に来たりする。逆に「運の良い人」は、トラブルでなく事業などの法律相談のため弁護士事務所に来るが、来るたびに会社は大きくなっていたりする……。この差は、その人の生き方の反映であり、ひと言でいうと「天」に「徳」を積んでいるかどうかの違いではないかと著者はいう。利己的な利益ばかりを追求した人は、一時の成功を収めても、長い目で見れば、結局は不幸になってしまう。そうではなく、他人の役に立つことをし(利他)、善いことを実行し(積善)、感謝、報恩、慈悲、謙虚といったことを心がけている人が、一生を通した本当の運に恵まれるという。こうした「天」「徳」といった東洋哲学的な概念は、現代人にはあまり馴染みがないかもしれないが、本来、日本人のなかで伝統的に息づいてきた思想・規範である。そして、これこそが成功への近道であるという。本書では、そのエッセンスを、幾多の実例をもとにわかりやすく解説する。