小室 直樹 【著】
こむろ なおき
1932年東京都生まれ。京都大学理学部数学科卒業。大阪大学大学院経済学研究科、東京大学大学院法学政治学研究科修了(東京大学法学博士)。この間、フルブライト留学生として、ミシガン大学、マサチューセッツ工科大学、ハーバード大学各大学院にて研究生活を送る。1967年より東京大学でボランティアの自主ゼミとして、経済学、社会学、政治学、法律学、数学など学問を超えて教授し、多くの研究者を育成する。その後、社会科学の該博な知識をもとに、現実社会の分析・評論を行い、数多くの著作を発表した。2010年9月逝去。主な著書に『危機の構造』(ダイヤモンド社)、『ソビエト帝国の崩壊』(光文社)、『「天皇」の原理』(文藝春秋)、『日本国民に告ぐ』(ワック)、『日本人のための宗教原論』(徳間書店)、『日本人のための憲法原論』(集英社インターナショナル)、『小室直樹 日本人のための経済原論』『論理の方法』(以上、東洋経済新報社)などがある。