天皇を救った男 笠井重治

七尾 和晃著
2018年12月21日 発売
定価 1,728円(税込)
ISBN:9784492062104 / サイズ:四六/上/216

戦後史が動くとき、必ずこの男がいた。

日米開戦回避工作、天皇の戦犯訴追回避、ニクソン電撃訪中
歴史的事件の背後で、「密使」を務めた謎の人物の正体とは?

歴史に位置付けられざるバックチャネル(裏面史)がいま蘇る。

波乱の生涯を描く初の本格評伝。

<本文より>
占領軍司令部でマッカーサーに間近で仕えたフェラーズは日本通として知られた将校だった。笠井は、フェラーズの奮闘を間近で見ていただけではなかった。フェラーズがマッカーサーに提出し、天皇制護持を進言した建白書の作成そのものに、笠井は深く関わり、フェラーズの活動を裏で支えていたのである。しかし、笠井が生前、それを声高に主張することはなかった。(本文より)

<主な登場人物>
昭和天皇、近衛文麿、ダグラス・マッカーサー、チャールズ・ウィロビー、ジョセフ・グルー、マンスフィールド、岸信介、佐藤栄作、周恩来、汪兆銘 etc.

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概要

日米開戦回避、天皇戦犯訴追回避、ニクソン電撃訪中。歴史的事件の背後で密使を務めた謎の男の正体とは?波乱の生涯を描く本格評伝。

目次

第1章 一本の電話

第2章 事件の伏線

第3章 天皇を救った密使

第4章 ナゾの男を追って

第5章 遺された日記

第6章 遺されたメモ

著者プロフィール

七尾・和晃  【著】
ななお かずあき

ノンフィクションライター。1974年生まれ。石川県金沢市出身。忘れられてゆく近代史の現場に赴き、「訊くのではなく聞こえる瞬間を待つ」姿勢で数多くの踏査ノンフィクションを発表。粘り強い取材と調査に定評がある。著書に『堤義明 闇の帝国』(光文社)、『銀座の怪人』(講談社)、『闇市の帝王』『炭鉱太郎がきた道』『原発官僚』(以上、草思社)、『沖縄戦と民間人収容所』(原書房)、『「幻の街道」をゆく』(東海教育研究所)、『琉球検事』(東洋経済新報社)などがある。