政治家・石橋湛山研究

リベラル保守政治家の軌跡

増田 弘著
定価 7,700円(税込)
ISBN:9784492062210 / サイズ:A5/上/644

石橋湛山(1884~1973)はどのような政治家であったのか? 混迷の時代にいかなる未来を描き、切り拓いていたのか?
ジャーナリストから政界進出、戦後復興のための経済政策、GHQとの対立と公職追放、保守合同からの総理大臣就任、日中の国交回復をめざして。戦後50年、戦後政治史に異才を放つ孤高の政治家の歩みを膨大な新資料とともに丹念に描き出す。

試し読み

商品を購入する

概要

2023年は石橋湛山没後50年。戦後の湛山の活動や思想を主題に、新たな史料も交えた、著者の半世紀にわたる研究の集大成。

目次

第1部 戦後構想
第1章 戦時期の戦後構想/第2章 終戦期の戦後構想/第3章 大蔵大臣期の戦後経済再建施策/第4章 吉田茂首相との確執/第5章 公職追放の真相
第Ⅱ部 政界中枢
第6章 朝鮮戦争と対日講和・日米安保/第7章 政界復帰と権力闘争/第8章 吉田批判と鳩山政権成立/第9章 通産大臣期の内政・外交/第10章 総理大臣期の内政・外交
第Ⅲ部 世界平和構想
第11章 脱冷戦に向けた第一次訪中/第12章 アジア平和に向けた「日中米ソ平和同盟」構想/第13章 世界平和に向けた第二次訪中と訪ソ

著者プロフィール

増田 弘  【著】
ますだ ひろし

平和祈念展示資料館館長。立正大学名誉教授、東洋英和女学院大学名誉教授。
1947年神奈川県生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。法学博士。東洋英和女学院大学教授、同大学副学長、立正大学法学部特任教授、石橋湛山研究センター初代センター長などを歴任。専門は、日本政治外交史、国際政治外交論。主な著書に『石橋湛山研究:「小日本主義者」の国際認識』(東洋経済新報社)、『石橋湛山:リベラリストの真髄』『自衛隊の誕生:日本の再軍備とアメリカ』『マッカーサー:フィリピン統治から日本占領へ』(いずれも中公新書)、『公職追放論』(岩波書店)、『石橋湛山:思想は人間活動の根本・動力なり』(ミネルヴァ書房)、『南方からの帰還:日本軍兵士の抑留と復員』( 慶應義塾大学出版会)などがある。