いっきに学び直す世界史 第3巻 【現代史/帝国主義】

〈国際関係の基礎構造を理解する実用編〉

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大久間 慶四郎原著/佐藤 優企画・監修・解説/山岸 良二編/川崎 史人執筆
2025年12月24日 発売
定価 2,200円(税込)
ISBN:9784492062258 / サイズ:A5/並/292

伝説の学習参考書『大学への世界史の要点』が、最新情報+全面改訂で「読みやすく」「わかりやすく」再登場!

佐藤優氏が40年以上、たえず読み返してきた「座右の書」であり「最高の基本書」であり「伝説の学習参考書」。
あの『大学への世界史の要点』の構成をもとに、読みやすく完全リライト。最新情報を加筆して新登場!

【特色1】「ストーリー」だから理解しやすい
・歴史の「流れ」を意識して、全編を通して新たに執筆
・個々の歴史事象だけでなく、「歴史の動き」がわかり「通史」が身につく

【特色2】「最新情報」に全面改訂
・執筆者が全編チェックし、「半世紀の歴史学の成果」を反映して新たに執筆
・「最新の内容」を盛り込んで原著を完全リニューアル

【特色3】「使える知識」が身につく
・通史からこぼれた人物の素顔や事件の深層分析は〈深掘り解説〉〈教養コラム〉に満載、全90項目
・本物の教養として、社交にも即使える知識が身につく

各章の冒頭には、佐藤優氏と執筆者との読みどころ対談(全24ページ)を収録!
章ごとの注目ポイントから、現代につながる歴史の読み解き方、世界史学習の方法、「ウクライナ戦争とカナダの意外な関係」「サブカルから読み解く韓国人の歴史観」まで、縦横に語り尽くします。

《きちんと説明できますか?》
◎「バルカン情勢」と「第一次世界大戦の勃発」
  ──サライェボ事件はなぜ「世界大戦」にまで発展した?
◎「辛亥革命」と「清朝の滅亡」
  ──「東洋の大国」はなぜ欧米に進出され、日清戦争に敗れた?
◎列強が競って世界を分割した「帝国主義」の歴史
  ──植民地政策の背景にあった「産業構造の変革」は?

《現下の国際情勢を読み解く際に役立つ情報の宝庫》
〈第一次世界大戦後、人類は国際連盟を創設し、不戦条約などを締結し、再び世界大戦が起きないように努力した。しかし、第二次世界大戦が起きた。
第二次世界大戦後、国際連盟が再びの世界戦争を防ぐことができなかった反省を踏まえ、国際連合が創立された。
国連は曲がりなりにも機能していたが、2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻という、核兵器を持つ常任理事国の一つが、隣国との紛争を武力によって解決するという挙に出たことで、国際秩序の基本原則が揺らごうとしている。
さらに、2025年1月に再登板したアメリカのトランプ大統領は、「アメリカ第一主義」をスローガンにして、露骨に自国の国益の推進を計っている。
このような状況で、帝国主義の時代について学ぶ重要性が増している。
本書を活用して、現代を形作ってきたそれらの歴史について、いっきに学び直してほしい。〉
(佐藤優氏「本書を強く推薦する」より)

歴史ファンにも、いちから学び直すビジネスパーソンにも、いまいちばん面白く、役に立つ世界史の本です!

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概要

伝説の学習参考書『大学への世界史の要点』全面改訂! 第3巻は国際関係の真相を理解する実用編!

目次

本書を強く推薦する 佐藤優

第1章 帝国主義と列強による世界分割
佐藤優 特別対談「帝国主義の歴史から現代の国際情勢を考える」
1 帝国主義とは何か
(1)帝国主義について
(2)帝国主義の時代の特徴
(3)イギリスの帝国主義
2 アフリカの歴史
(1)アフリカの先史時代
(2)ヨーロッパ人の来航
(3)領土割譲の始まり
3 列強によるアフリカ分割
(1)イギリスの植民地支配
(2)フランスの植民地支配
(3)イタリア・ドイツの植民地支配
4 列強の太平洋進出
(1)植民地化前のオセアニア
(2)帝国主義以前の東南アジア島嶼部とオセアニアへの進出
(3)帝国主義時代のオセアニアへの進出
5 ラテンアメリカ
(1)アメリカ合衆国の中米政策

第2章 アジアの変革と列強
佐藤優 特別対談「サブカルから見えてくるアジア近現代史」
1 中国・韓国・東南アジアの変動
(1)19世紀後半の中国と周辺諸国
(2)中国の従属化の進行
(3)中国の変動
(4)日露戦争
(5)中国における革命
(6)韓国
(7)東南アジア大陸部
2 南アジア・西アジアの情勢
(1)インド
(2)アフガニスタン
(3)イラン(カージャール朝)
(4)オスマン帝国

第3章 第一次世界大戦とロシア革命
佐藤優 特別対談「今こそ第一次世界大戦について考え直そう」
1 第一次世界大戦前のヨーロッパ情勢
(1)ヨーロッパ列強の勢力バランスの崩壊
(2)ヴィルヘルム2世の治世とビスマルク体制の破綻
(3)バルカン問題
2 第一次世界大戦の勃発と展開
(1)第一次世界大戦の勃発
3 ロシア革命
(1)革命前のロシア帝国
(2)革命の勃発と展開

著者プロフィール

大久間 慶四郎  【原著】
おおくま けいしろう

1928年生まれ。東京大学人文科学研究科西洋史学修士課程修了。独協高等学校教諭、駿台予備校講師、豊橋技術科学大学教授を歴任。その間、ボン大学(ドイツ共和国)でケルト学を研修。2019年没。

佐藤 優  【企画・監修・解説】
さとう まさる

作家、元外務省主任分析官。1960年、東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了。
2005年に発表した『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞受賞。2006年に『自壊する帝国』(新潮社)で第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
著書に『読書の技法』(東洋経済新報社)など多数のベストセラーがある。

山岸 良二  【編】
やまぎし りょうじ

東邦大学付属東邦中学校・高等学校元教諭。習志野市文化財審議会会長。1951年、東京都生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了。専門は日本考古学。日本考古学協会全国理事を長年、務める。NHKや民放各局でのテレビ・ラジオの出演も多い。2022年からは厚生労働省戦没者遺骨収集事業考古学調査副団長としてパラオ共和国ペリリュー島・アンガウル島へ派遣されている。2025年、旭日単光章受章。
著書に『ここまで解けた縄文・弥生という時代』(KAWADE夢新書)など多数、監修書に本書の姉妹編で累計20万部のベストセラーになった『いっきに学び直す日本史』(東洋経済新報社)がある。

川崎 史人  【執筆】
かわさき ふみと

昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校元教諭。1958年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。専門は民俗学・民族学。共著書に『「いのち」と「いじめ」を考える授業プラン50──いのちの大切さを学ぶ道徳・学級活動教材集』(小学館)、論文に「現代を生きるネーシ──島と都会の狭間で」(『国立歴史民俗博物館研究報告』142)、「混沌と秩序の神語り──トカラ列島悪石島のヒチゲー伝承」(『琉球弧──海洋をめぐるモノ・人、文化』所収、岩田書院)などがある。