日本経済読本(第23版)

大守 隆編/増島 稔編
2025年1月8日 発売
定価 2,860円(税込)
ISBN:9784492100400 / サイズ:A5/並/372

デジタル経済の章を追加した待望の改訂版!

歴史・制度・事実・理論を組み合わせて経済を理解できるロングセラーテキスト
章末問題、用語解説つき
累計40万部!

日本経済の歩み、経済政策、財政、金融、地方経済、日本企業、労働市場、家計、社会保障、国際収支、資源エネルギー、環境問題、デジタル経済、世界経済など幅広いテーマを扱う。日本経済について、国際比較をしながら豊富なデータをもとに平易に解説。

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概要

新たに「デジタル経済」の章を加えた待望の改訂版。歴史・制度・事実・理論を組み合わせて経済を理解できるロングセラーテキスト。

目次

【主要目次】
第1章 追い抜かれ続けた三〇年
第2章 日本経済の歩み
第3章 日本の経済政策
第4章 増加した政府債務と財政健全化への展望
第5章 異次元緩和の効果とその行方
第6章 創生を目指す地方経済
第7章 日本企業の競争力低下と回復のための課題
第8章 人手不足下での労働市場の課題
第9章 国民生活の現状と格差問題
第10章 少子高齢化時代の社会保障
第11章 急回復したインバウンドと変動する貿易収支
第12章 持続可能な社会の実現に向けて
第13章 デジタル経済の深化と日本の課題
第14章 分断が進む世界経済の課題
第15章 日本経済の再生に向けて

著者プロフィール

大守 隆  【編】
おおもり たかし

1951年横浜に生まれる。1974年東京大学工学部卒業。同年経済企画庁(現内閣府)に入る。日本経済研究センター主任研究員、大阪大学教授、経済企画庁内国調査第一課長、内閣府経済社会総合研究所次長、外資系証券チーフエコノミスト、APEC経済委員会議長、東京都市大学環境情報学部教授、科学技術振興機構社会技術研究開発センター領域総括(多世代領域)等を歴任。英国オックスフォード大学経済学博士。
著書に『環境とエネルギーの経済学』(東洋経済新報社、2016年)、『ソーシャル・キャピタルと経済』(ミネルヴァ書房、2018年、編著)などがある。

増島 稔  【編】
ますじま みのる

1964年生まれ。1986年東京大学経済学部卒業。同年経済企画庁(現内閣府)に入る。外務省審議官(経済局、国際協力局担当)、内閣府政策統括官(経済財政分析担当)、内閣府経済社会総合研究所長等を歴任。現在、SBI金融経済研究所研究主幹・チーフエコノミスト、滋賀大学データサイエンス・AIイノベーション研究推進センター特任教授。米国ノースウェスタン大学M.A.、埼玉大学博士(経済学)。著書に、『アベノミクスの真価』(中央経済社、2018年、共編著)、論文に「最近の経済構造変化が景気変動にもたらしている影響」(『経済分析』第208号)などがある。