大統領のリーダーシップ

アメリカを戦後世界の超大国に押し上げた歴代８人の大統領のリーダーシップを徹底分析。次世代のグローバルリーダーのための本。

第１章　リーダーシップの役割

第２章　アメリカの時代の構築

第３章　外交政策におけるリーダーの倫理

第４章　２１世紀のリーダーシップ

ジョセフ・Ｓ・ナイ　　【著】
じょせふ・Ｓ・ない

アメリカを代表する国際政治学者で、安全保障の専門家として知られる。1958年プリンストン大学卒業、オックスフォード大学に留学し、ハーバード大学で政治学のPh.D.を取得。長年にわたりハーバード大学で教鞭をとり、1995年から2004年までハーバード大学ケネディスクール（行政大学院）の学長を務めた。ハーバード大学特別功労教授。クリントン政権では国家情報会議議長と国防次官補を務めた。リチャード･アーミテージらと超党派で「アーミテージ・レポート」などの政策提言書も発表している。主な著書に『ソフト・パワー』、『リーダー・パワー』、『スマート・パワー』（以上、日本経済新聞出版社）、『国際紛争』（共著、有斐閣）。

藤井　清美　　【訳】
ふじい　きよみ

京都大学文学部卒業。1988年より翻訳に従事。ファーガソン『強欲の帝国』、キーリーほか『ビジネスモデル・イノベーション』、キャスティ『Xイベント』、リカーズ『通貨戦争』『など、翻訳書多数。