人生100年時代の国家戦略

藤沢 烈著
2017年12月8日 発売
定価 1,650円(税込)
ISBN:9784492212356 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:372

「将来の首相」小泉進次郎の500日にわたる激闘を描いた、初めての本!

新しい日本の姿がここにある!




小泉進次郎が代表代行を務める「2020年以降の経済財政構想小委員会」で交わされた、500日間の激論。これに端を発した社会保障改革は、安倍政権による「全世代型の社会保障論」へも多大な影響を与えた。



政財界を巻き込んだ論争へと発展した小泉らの「人生100年時代の国家戦略」の真意は、どこにあったのか。

小泉進次郎の前に立ちはだかった「抵抗勢力」とは何だったのか。



小泉らと共に走り続けた男、新世代のオピニオン・リーダー藤沢烈氏が、小泉進次郎と若手議員20人による「激闘の500日」と、そこから見えた小泉進次郎らの「国家観」をドラマチックに描き出す。



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かつて幸せになるために作られたレールが今、

この国の閉塞感につながっている。

政治が、その「レール」をぶっ壊していく。

もっと自由に生きていける日本を創るために。

――小泉小委員会の提言「レールからの解放」より抜粋



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【小泉小委員会とは】

2016年2月、小泉進次郎、村井英樹、小林史明を中心に若手議員でつくられた

自民党「2020年以降の経済財政構想小委員会」(委員長代行:小泉進次郎)の通称。

500日間にわたり、迫り来る人生100年時代の国家戦略が議論された。



全体コンセプトである「レールからの解放」(同年4月)に基づいて発表された

「厚生労働省分割案」(同年5月)、「人生100年時代の社会保障へ」(同年10月)、

「こども保険の導入」(2017年3月)はいずれも党内外で大きな話題を呼び、政府にも影響を与えた。

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概要

「若者が老人を支える国」から「みんなで若者を支える国」へ。小泉進次郎がこども保険を提言した理由とは。日本の未来を問う必読書。

目次

はじめに
序章 異議あり
第1章 レールからの解放
第2章 人生100年時代の社会保障
第3章 こども保険をつくる
終章 骨太の方針

おわりに
資料編

著者プロフィール

藤沢 烈
ふじさわ・れつ

小泉小委員会オブザーバー/一般社団法人RCF代表理事/新公益連盟事務局長
1975年京都府生まれ。一橋大学卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て独立し、NPO・社会事業等に特化したコンサルティング会社を経営。東日本大震災後、RCF復興支援チーム(現・一般社団法人RCF)を設立し、情報分析や事業創造に取り組む傍ら、復興庁政策調査官、福島県「東日本大震災・原子力災害アーカイブ拠点施設有識者会議」委員、国土交通省「まちづくり活動の担い手のあり方検討会」委員を歴任。現在、総務省地域力創造アドバイザー、復興庁「新しい東北」復興・創生顕彰選定委員、釜石市地方創生アドバイザーも兼務。復興活動の中で小泉進次郎と出会い、小泉小委員会の民間オブザーバーに就任。