暴力は親に向かう

二神 能基著
2007年1月13日 発売
定価 1,760円(税込)
ISBN:9784492222768 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:320

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概要

『希望のニート』に続く第2弾。母親を2回丸坊主にした若者、2年間風呂から出ない少女など、知られざる実態を明らかにし、「普通の子が親を殺す原因」を初めて明らかにする1冊。

目次

第1章
激増する家庭内暴力
第2章
奴隷化する親、暴君化する子供
第3章
「普通の子」が暴力をふるう理由
第4章
「勝ち組教育」がすべての根源
第5章
家庭内暴力とどう向き合うか

著者プロフィール

二神能基
ふたがみ・のうき


NPO法人「ニュースタート事務局」代表。
1943年、愛媛県出身。早稲田大学政治経済学部卒業。

郷里での学習塾、幼稚園経営のあと、世界各地の教育プロジェクトに参画。1999年、千葉県でひきこもりや不登校、ニートの若者たちの再出発を支援するNPO法人「ニュースタート事務局」を設立。

40年にわたって育成に関わった親子は4000組を超え、多様な教育関係者と「安心親子応援団」を組織し、日本の子育ての危機に挑む。早稲田大学講師、内閣府、文部科学省、千葉県などの各種委員を歴任。

著書に『希望のニート』『勝ち負けから降りる生き方』(ともに東洋経済新報社)、『「子供のために」を疑う』(朝日新書)がある。