勝ち負けから降りる生き方

二神 能基著
2009年10月30日 発売
定価 1,540円(税込)
ISBN:9784492223000 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:210

【編集者からのコメント】




 仕事、結婚、教育……すべてが勝ち負けで判断される今の社会は、本当は誰も幸せにはしません。ではどう降りるか? 「働き」「仲間」「役立ち」の3つの世界をもつ、たかが・されど理論、時間差両立など降りることで、かえって強くなれる新しい生き方を紹介します。

商品を購入する

概要

仕事、結婚、教育……すべてが勝ち負けで判断される社会は本当に幸せでしょうか? ではどう降りるか。3つの世界を持つ、たかが・されど理論、時間差両立など、新しい生き方を提示します。

目次


第1章 みんなが「勝ち組」をめざす時代
第2章 「勝ち組」の焦りと不安
    ──「勝ち組」は本当に幸せか?
第3章 それでも人はなぜ「勝ち組」をめざすのか?
第4章 「勝ち負け」から降りる第一歩
    ──仕事に何を求めるか
第5章 「勝ち負け」から降りる生き方

 

著者プロフィール

二神能基
ふたがみ・のうき


NPO法人「ニュースタート事務局」代表。
1943年、愛媛県出身。早稲田大学政治経済学部卒業。

郷里での学習塾、幼稚園経営のあと、世界各地の教育プロジェクトに参画。1999年、千葉県でひきこもりや不登校、ニートの若者たちの再出発を支援するNPO法人「ニュースタート事務局」を設立。

40年にわたって育成に関わった親子は4000組を超え、多様な教育関係者と「安心親子応援団」を組織し、日本の子育ての危機に挑む。早稲田大学講師、内閣府、文部科学省、千葉県などの各種委員を歴任。

著書に『希望のニート』『暴力は親に向かう』(ともに東洋経済新報社)、『「子供のために」を疑う』(朝日新書)がある。