野菜の裏側

河名 秀郎著
2010年9月17日 発売
定価 1,540円(税込)
ISBN:9784492223048 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:240


累計65万部突破『食品の裏側』『スーパーの裏側』に続くシリーズ第3弾!

日本は世界2位の農薬大国。

肥料は完全に盲点。野菜を食べると……ガンになる?


 

以下に該当する人は、ぜひ読んでください

・「野菜は体にいい」と素朴に信じ切っている人(野菜ジュースをよく飲む人)

・「有機野菜は安心・安全」と勘違いしている人

・「本当に安全でおいしい野菜」の簡単な選び方を知りたい人



●日本の野菜は「農薬」まみれ!

・キュウリは60回、トマトは45回、ナスは70回農薬を使う?

・イチゴ農家は、表面の皮をむいて食べる?

・お茶は、「粘着剤」「貼着剤」で農薬が流れないように貼り付ける?



●肥料漬けの「ガンを呼ぶ野菜」が蔓延!

・野菜に含まれる「硝酸性窒素」は、体内で発ガン性物質「ニトロソアミン」を生成

・WHOやEUは「硝酸性窒素」の基準値を設けている

・だけど日本では基準がなく、完全に野放し状態!



じつは有機野菜がいちばん危ない?

・農薬も31種類は使用可能(JAS認定)

・有機肥料もバンバン使用(これが化学肥料よりも怖い)

・「腐敗実験」で最初に腐るのは有機野菜(スーパーの野菜より早い)



野菜にまつわる10の誤解(すべてNOです

) ×野菜を放っておけば、腐るのは当たり前だ

×有機野菜とは、無農薬でつくられた野菜だ

×有機野菜は生で食べても大丈夫

×ほうれん草などの葉物野菜は、色が濃いほうが体にいい

×虫がつくのは、安全な野菜の証拠

×野菜を育てるには、肥料が必要

×有機野菜は、環境にも体にもやさしい

×栄養バランスを考えて食べないといけない

×特別栽培・減農薬野菜は安全だ

×野菜は多くとればとるほど体にいい


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概要

60万部『食品の裏側』『スーパーの裏側』に続く第3弾。農薬使用の実態(キュウリは約50回等)から、農薬より怖い肥料の問題(有機野菜が本当は一番危ない)まで告発。野菜を食べるとガンになる?

目次


第1章 20歳の姉の死と「自然栽培」との出会い
第2章 日本の野菜がダメになった理由
    ――「農薬」と「肥料」の使用実態
第3章 野菜を食べるとガンになる?
    ――「硝酸性窒素」は大問題
第4章 「腐敗実験」からわかる生命力のある野菜、ない野菜
第5章 土の「肥毒」を抜かなければいけない
第6章 「頭で考える食べ方」から「五感で選ぶ食べ方」へ
第7章 医者にもクスリにも頼らない! 自然と調和する生き方
特別付録 本当に安全でおいしい野菜の選び方


著者プロフィール

河名秀郎
かわな ひでお

1958年、東京生まれ。國學院大學卒業後、ハーブティの販売会社に就職するが、「もっと自然に近づきたい」と脱サラ。千葉県の自然栽培農家での1年間の研修、3年間の野菜の引き売りを経て、1986年に東京都世田谷区下馬に3坪ほどの八百屋を開店し、ナチュラル・ハーモニーを設立。

現在は、業務用卸売り事業、自然食品店、自然食レストランなどの衣食住全般を統合した「ナチュラル&ハーモニック」や、自然栽培・天然菌発酵食品に特化した個人宅配「ハーモニック・トラスト」などを展開している。また、一般消費者に対しては、「医者にもクスリにも頼らない生き方セミナー」を開催し、生産者に対しても自然栽培の普及を目的に日本各地、韓国にも赴き、各種セミナーを開催している。

著書に『自然の野菜は腐らない』(朝日出版社)、『ほんとの野菜は緑が薄い』(日本経済新聞出版社)などがある。

株式会社 ナチュラル・ハーモニー本社
HP:http://www.naturalharmony.co.jp/official/