入門 スポーツガバナンス

基本的な知識と考え方

公益財団法人笹川スポーツ財団編
2014年3月21日 発売 在庫なし
定価 2,420円(税込)
ISBN:9784492223406 / サイズ:A5/並/208

【スポーツに携わる人の必読書!】
――2020年、二度目の東京五輪開催が決定した。1964年の第一回東京五輪から半世紀以上を経ての、喜ばしい明るいニュースだ。
日本においては今後、競技大会における成果だけではなく、スポーツのありかた、スポーツ教育などにますますの関心が集まることだろう。一方、相撲、柔道、プロ野球、高校でのスポーツ教育など多方面で、近年、不祥事その他の問題が相次いでいる。これに対しても、国民の注目が集まることは間違いない。今こそ、スポーツガバナンスは論じられなければならない。

公正と正義を実現させるスポーツ・ガバナンスの仕組みをどう構築していくべきか?
本書は、基本的な知識と正しい考え方について解説するものである。

【主な目次】
巻頭言 ふたつの東京五輪のはざまで
第1章 スポーツガバナンスの行方-全日本柔道連盟の一連の不祥事を中心に-
第2章 中央競技団体の財務をどう評価するか-評価基準と評価体制・手続について-
第3章 スポーツ統括組織のガバナンスと倫理的問題への対応
第4章 五輪に向けたレガシーの創造-スポーツガバナンスのイノベーションを問う-
第5章 ガバナンスからみたスポーツ指導における暴力行為防止の取組み
第6章 スポーツ組織におけるガバナンスの構築について
第7章 スポーツ選手のパブリシティ
第8章 日本のスポーツガバナンスを考える-笹川スポーツ財団シンポジウム-
 1.パネルディスカッション「日本のスポーツガバナンスを考える」
 2.《After Thoughts Ⅰ》(引き続き)日本のスポーツガバナンスを考える
 3.《After Thoughts Ⅱ》スポーツ不祥事について 日本スポーツ仲裁機構になにができるか

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概要

公正と正義を実現させるスポーツガバナンスの仕組みをどう構築していくべきか? 基本的な知識と正しい考え方について解説する。

目次

巻頭言 ふたつの東京五輪のはざまで (由布節子)
第1章 スポーツガバナンスの行方-全日本柔道連盟の一連の不祥事を中心に- (落合博)
第2章 中央競技団体の財務をどう評価するか-評価基準と評価体制・手続について- (武藤泰明)
第3章 スポーツ統括組織のガバナンスと倫理的問題への対応 (高峰修)
第4章 五輪に向けたレガシーの創造-スポーツガバナンスのイノベーションを問う- (鈴木知幸)
第5章 ガバナンスからみたスポーツ指導における暴力行為防止の取組み (森浩寿)
第6章 スポーツ組織におけるガバナンスの構築について (中田啓)
第7章 スポーツ選手のパブリシティ (笠原智恵)
第8章 日本のスポーツガバナンスを考える-笹川スポーツ財団シンポジウム-
 1.パネルディスカッション「日本のスポーツガバナンスを考える」 (佐野慎輔・道垣内正人・藤原庸介・武藤泰明)
 2.《After Thoughts Ⅰ》(引き続き)日本のスポーツガバナンスを考える (佐野慎輔)
 3.《After Thoughts Ⅱ》スポーツ不祥事について 日本スポーツ仲裁機構になにができるか (道垣内正人)
あとがき (渡邉一利)

著者プロフィール

公益財団法人笹川スポーツ財団  【編】
こうえきざいだんほうじんささかわすぽーつざいだん

1991年3月設立。理事長は小野清子。
「Sport for Everyone」を理念に掲げ「誰でも・どこでも・いつまでも」スポーツに親しめる社会の実現に向けた調査研究、人材育成、国際交流事業などを展開。国のスポーツ政策に対する提言策定を行うスポーツシンクタンクとして、自治体、スポーツ振興機関等との連携事業も多数手掛ける。主要刊行物に「スポーツライフ・データ」「スポーツ白書」などがある。