女子の選択

橘木 俊詔著
2020年1月31日 発売
定価 1,760円(税込)
ISBN:9784492223949 / サイズ:四六/並/224

女女格差は、単に学歴や所得だけでは測れない

ワセジョと慶應ガール、就職先はどう違う?
総合職と準総合職と一般職と専門職、働き方はどう違う?
四大卒と高卒・短大卒、どちらが幸せ?

既婚女性が働けば働くほど幸福度が下がるのはなぜ?
夫がどのような人だと幸福度が上がる?
難関大学の女子学生に「あえて一般職希望」が増えているのはなぜ?
女性医師の離職率が高いのはなぜ?
女性活躍が進まないのはなぜ?

格差研究の第一人者が「高学歴女性の学歴・結婚・キャリア」を中心に「幸福度」を加味して徹底分析!
大学選びの参考にしたい高校生と親御さん、高校の進路指導の先生、就職活動で「民間企業と公務員」「総合職と一般職」を迷っている大学生、キャリア形成を考えているビジネスパーソンにお薦めです。

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概要

これまで所得格差が注目されていた女性間の格差。格差研究の第一人者が「幸福度」に注目し、新たな女女格差を分析した衝撃の書。

目次

第1章 今後の日本は女性の活躍が握っている
第2章 既婚女性の労働は幸福か
第3章 総合職・一般職・専門職は何が違うのか
第4章 超高学歴・高学歴・低学歴は何が違うのか
第5章 大学別に見た女子大生の教育・キャリア
題6章 高学歴女性はなぜ苦悩するのか

著者プロフィール

橘木 俊詔  【著】
たちばなき としあき

1943年生まれ。小樽商科大学卒業、大阪大学大学院修士課程修了、ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。大阪大学、京都大学教授、同志社大学特別客員教授を経て、現在、京都女子大学客員教授、京都大学名誉教授。その間、仏、米、英、独の大学や研究所で研究と教育に携わり、経済企画庁、日本銀行、財務省、経済産業省などの研究所で客員研究員等を兼務。元・日本経済学会会長。専攻は労働経済学、公共経済学。
編著を含めて著書は日本語・英語で100冊以上。日本語・英語・仏語の論文多数。主著として『格差社会』(岩波新書)、『女女格差』(東洋経済新報社)、『「幸せ」の経済学』(岩波書店)、『プロ野球の経済学』(東洋経済新報社)、『家計の経済学』(岩波書店)、『日本の経済学史』(法律文化社)、『“フランスかぶれ”ニッポン』(藤原書店)ほか。