サイコパスから見た世界

「共感能力が欠落した人」がこうして職場を地獄にする

デイヴィッド・ギレスピー著/栗木 さつき訳
2025年8月6日 発売
定価 2,200円(税込)
ISBN:9784492224304 / サイズ:四六/並/334

絶対に彼らと戦ってはいけない。

20人に1人の割合で存在するサイコパス。
彼らはどんな特徴をもち、どのように組織を破滅させるのか?
どうしたら彼らを見分け、その有害な影響を排除できるのか?
脳科学や事例、ストーリーを通して理解する、その実像と対策。

職場や仕事で関わるサイコパスを見抜き、対処し、排除するための役立つガイドであり、
人生のお守りとして誰もが読んでおくべき全社会人の必読書。

[サイコパスの特徴]
・脳に機能障害があり、共感能力に問題が生じている。
・「ウソをついたりズルをしない人間はただの馬鹿」と考えている。
・自分以外の人間は管理すべき家畜と見なしている。
・自分は絶対正しく、間違うことなどないと思っている。
・他人を信頼できず、マイクロマネジメントをする。
・表面的にはとても魅力的。印象操作の達人。
・リスクを評価できないため「怖いもの知らず」。
・目先のことしか頭にない。衝動的に行動する。
・「モラル」というブレーキがないので、どんなにひどいこともできる

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概要

絶対に彼らと戦ってはいけない。脳科学や事例、ストーリーを通して理解するその実像と対策。誰もが読んでおくべき全社会人の必読書。

目次

はじめに

第1章 私たちのなかに紛れ込んでいるカメレオン
 ――歴史上のサイコパスたち

第2章 共感力の進化
 ――協力、信頼、「コモンズの悲劇」

第3章 サイコパシー
 ――共感力が欠如しているとなにが起こるのか

第4章 サイコパシーのおもな特徴
 ――同じヒトという種のなかに潜んでいる捕食者

第5章 ケーススタディ1
 ――ステファニー

第6章 ケーススタディ2
 ――アリス

第7章 ケーススタディ3
 ――スコット

第8章 ケーススタディ4
 ――ジャスミン

第9章 サイコパスへの対処法

おわりに
謝辞
原注

著者プロフィール

デイヴィッド・ギレスピー  【著】
でいヴぃっど・ぎれすぴー

企業の顧問弁護士の経験があり、ソフトウェア会社の共同創業者として、またテクノロジー投資家として成功をおさめ、作家としても活躍。著書に『有毒な人との接し方(Taming Toxic People)』、『ブレイン・リセット(Brain Reset)』、『ティーンの脳(Teen Brain)』、『甘い毒(Sweet Poison)』シリーズなど多数。妻と6人の子どもとオーストラリアのブリスベンに暮らす。

栗木 さつき  【訳】
くりき さつき

慶應義塾大学経済学部卒業。訳書に『SIZE:世界の真実は「大きさ」でわかる』(NHK出版)、『Invention and Innovation:歴史に学ぶ「未来」のつくり方』(河出書房新社)、『元FBI捜査官が教える「情報を引き出す」方法』(東洋経済新報社)、『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』『一点集中術:限られた時間で次々とやりたいことを実現できる』(以上、ダイヤモンド社)などがある。