リストラと転職のメカニズム

玄田 有史編著/中田 喜文編著
2002年10月5日 発売
定価 3,300円(税込)
ISBN:9784492260678 / サイズ:サイズ:A5判/ページ数:306

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概要

1990年代の日本の労働市場に何が起きたのか? 多様なデータから詳細な分析を行い、真にあるべき雇用政策を検討したものであり、証拠なき常識への挑戦である。

目次



序 章 「リストラ」と「転職」の新たな視点
第1章 雇用削減行動と株価
第2章 リストラ中高年の行方
第3章 中高年の転籍出向における成功要因
第4章 正規従業員の雇用削減と非正規労働の増加
      :1990年代の大型小売業を対象に
第5章 希望退職の募集と回避手段
第6章 年功的処遇と雇用
第7章 転職のメカニズムとその効果
第8章 失業給付によるモラルハザード
      :就職先希望条件の変化からの分析
第9章 失業者の再就職行動:失業給付制度との関係
第10章 雇用機会と労働の流出入
第11章 若年失業の再検討