執行役員制度(第五版)

浜辺 陽一郎著
2017年3月17日 発売
定価 7,480円(税込)
ISBN:9784492270592 / サイズ:サイズ:A5判/ページ数:752

平成26年会社法改正、コーポレートガバナンス・コード等を反映し全面改訂!

わかりやすく豊富な事例解説、Q&A、規程案を収録、

役員制度改革や執行役員制度の運営に必携。




執行役員制度は、会社の業務執行を行う役員について定めた制度である。執行役員と、経営の意思決定・監督を行う取締役を分離することによって、双方の機能の強化をめざしている。1997年にソニーが導入、その後、導入例はトヨタ、マルエツ、横河電機、関西電力等々、さまざまな業種へと広がっている。

本書は執行役員制度の考え方と導入の実務の解説書である。二~三版は商法改正により改訂した。執行役員は会社法に定めのない内部的職制だが、平成18年の新会社法の施行に伴い、実務の解説の面では四版で改訂。新会社法に規定がある、委員会設置会社の「執行役」やそのほかの会社の機関とも比較した。

第五版では、監査委員会制度導入や社外取締役制度導入が盛り込まれている平成26年改正会社法や、コーポレートガバナンス・コードを反映した全面改訂とする。

わかりやすく豊富な事例解説、Q&A、規程案を収録。

執行役員制度の導入・運用実務を継続して詳説している数少ない実務必携書。

 

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概要

監査委員会制度導入や社外取締役制度導入が盛り込まれた平成26年改正会社法や、コーポレートガバナンス・コードを反映し全面改訂。

目次

第五版はしがき
第四版はしがき
初版はしがき
凡例
本書の読み方
第1章 執行役員制度の新たな展開
第2章 会社法下における執行役員制度とは何か
第3章 執行役員制度の導入と見直し
第4章 執行役員の地位と権限
第5章 執行役員の義務と責任
第6章 執行役員制度の縮小と廃止
第7章 執行役員制度をめぐる今後の動向

あとがき
付録 定款基本規定例/取締役会規則(該当部分のみ案)/取締役服務規程(案)/執行役員規程(雇用型案)/執行役員規程(委任型案)
索引

著者プロフィール

浜辺 陽一郎  【著】
はまべ よういちろう

弁護士、青山学院大学法務研究科教授。1984年司法試験合格、翌年慶應義塾大学法学部卒業。1987年弁護士登録(第二東京弁護士会所属)、1995年米国ニューヨーク州弁護士登録。都内の渉外法律事務所等を経て、現在、弁護士法人早稲田大学リーガル・クリニックにおいて企業法務を中心とした弁護士業務に携わる。日本経営倫理学会常任理事、日本内部統制研究学会理事等も務める。主な著書に『平成26年改正対応 図解 新会社法のしくみ(第3版)』『図解 コンプライアンス経営(第4版)』『スピード解説 新会社法がわかる』『スピード解説 民法<債権法>改正がわかる本』(以上、東洋経済新報社)、『会社法はこれでいいのか』(平凡社新書)、『コンプライアンスの考え方』(中公新書)、『コンプライアンスの実践知識』(PHPビジネス新書)などがある。