産業組織政策

小西　唯雄著
2001年4月6日 発売
定価 3,300円（税込）
ISBN：9784492312919 / サイズ：サイズ：Ａ５判/ページ数：258
シェア

商品を購入する

紙版
  • amazon
  • 楽天
  • 7net
  • e-hon
  • honyaclub
  • 紀伊国屋

概要

自由主義経済体制では、いかなる競争原理と競争政策をもつべきか、原理的・体系的に整理・検討。事例研究として戦後日本のビール産業を取り上げ、政策的観点から論じる。

目次


第１部　産業組織政策と日本の伝統的思考

第１章　自由主義経済と競争体制：競争政策の意義
第２章　日本の伝統的思考と協調体制の問題点

第２部　産業組織政策と「有効競争」：政策目的としての「有効競争」
第３章　有効競争論出現の背景
第４章　有効競争論の系譜と「2分法」的展開
第５章　有効競争論の「3分法」的展開
第６章　有効競争体制とその意義：総括

第３部　競争政策路線をめぐって

第７章　競争政策と二つの政策路線：ハーバード学派とシカゴ学派
第８章　企業分割政策の意義：究極の独占禁止措置の根拠
第９章　戦後日本の産業政策：諸概念および高度成長期の特徴

第４部　産業組織政策とその周辺

第10章　ビール産業の「産業組織論」的考察：市場構造の変遷を中心に
第11章　ビール産業の「産業組織論」的特徴
第12章　経済政策論の主要内容と特徴