クルーグマン ミクロ経済学

クルーグマン,P.著/ウェルス,R.著/大山 道広訳/石橋 孝次訳/塩澤 修平訳/白井 義昌訳/大東 一郎訳/玉田 康成訳/蓬田 守弘訳
2007年9月27日 発売
定価 5,280円(税込)
ISBN:9784492313831 / サイズ:サイズ:B5判/ページ数:744

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概要

優秀な若手経済学者に贈られるジョン・ベイツ・クラーク賞を受賞した、気鋭の経済学者によるテキスト。現実経済のエピソードをふんだんに盛りこみ、ビジネスマンも楽しめる超入門書。

目次


第1部 経済学ってどんな学問?
第1章 最初の原理
第2章 経済モデル:トレードオフと取引

第2部 供給と需要
第3章 供給と需要
第4章 市場の逆襲
第5章 弾力性

第3部 個人と市場
第6章 消費者余剰と生産者余剰
第7章 意思決定

第4部 生産者
第8章 供給曲線の裏側:投入物と費用
第9章 完全競争と供給曲線

第5部 消費者
第10章 合理的な消費者
第11章 消費者の選考と消費選択

第6部 市場と効率性
第12章 要素市場と所得分配
第13章 効率性と公平性

第7部 市場構造:完全競争を越えて
第14章 独占
第15章 寡占
第16章 独占的競争と製品差別化

第8部 市場の境界を広げる
第17章 国際貿易
第18章 不確実性・リスク・私的情報

第9部 ミクロ経済学と公共政策
第19章 外部性
第20章 公共財と共有資源
第21章 税・社会保険・所得分配

第10部 市場の新しい方向
第22章 技術・情報財・ネットワーク外部性

著者プロフィール

ポール・クルーグマン

プリンストン大学経済学部教授。
2008年、ノーベル経済学賞受賞。

同大で定期的に経済原論を担当している。イェール大学で学士号を、MITで博士号を取得。現職以前には、イェール大学、スタンフォード大学、MITで教鞭をとった。1982~83年には1年間大統領経済諮問委員会(CEA)のスタッフも務めた。主な研究分野は国際貿易。収穫逓増と不完全競争に焦点を置いた「新しい貿易理論」の創始者の1人である。国際金融、特に通貨危機の問題にも取り組んでいる。1991年、アメリカ経済学会のジョンベイツクラーク賞受賞。日本語への翻訳書多数。

ロビン・ウェルス

プリンストン大学経済学研究員。

同大で定期的に学部の授業を担当している。シカゴ大学で学士号を、カリフォルニア大学バークレー校で博士号を取得。その後MITで博士課程終了者として研究活動に携わる。ミシガン大学、サウサンプトン大学(イギリス)、スタンフォード大学、MITで教鞭をとる。彼女の教育・研究の関心は組織論とインセンティブ理論にある。常時、学術ジャーナルに寄稿している。

[訳者紹介]

大山道広(おおやま みちひろ)東洋大学経済学部教授

石橋孝次(いしばし こうじ)慶應義塾大学経済学部准教授

塩澤修平(しおざわ しゅうへい)慶應義塾大学経済学部教授

白井義昌(しらい よしまさ)慶應義塾大学経済学部准教授

大東一郎(だいとう いちろう)東北大学大学院国際文化研究科准教授

玉田康成(たまだ やすなり)慶應義塾大学経済学部准教授

蓬田守弘(よもぎだ もりひろ)上智大学経済学部准教授