ダグラス・ノース 制度原論

ダグラス・C・ノース著/瀧澤 弘和監訳/中林 真幸監訳/水野 孝之訳/川嶋 稔哉訳/高槻 泰郎訳/結城 武延訳
2016年2月19日 発売
定価 4,104円(税込)
ISBN:9784492314746 / サイズ:サイズ:A5判/ページ数:320

不穏な世界を読み解くのに欠かせない視座を提供!



・経済変化の本質は何か?

・制度はどう進化するのか?

・何が成長と衰退を分けるのか?



制度的視点から歴史を考察し、現代の世界経済秩序を読む。



アセモグル、ロビンソン、フクヤマ、ファーガソン、ロドリック・・・

知的論客たちの主張に多大な影響を与えているノース教授の制度論。



・経済変化のプロセスを見極める。

・人間の学習プロセスを注視する。

・経済変化のよりよいモデル化に貢献する。



この3点を主眼に置いて、ノーベル賞経済学者が持論を展開。

いまなお進化を続ける制度分析のフロンティアを知る一冊。

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概要

『なぜ国家は衰退するのか』『劣化国家』など、現代世界を読み解くベストセラーの原点。
制度論の大家による人類と経済の成長論。

目次

第1章 経済変化の過程の概略

第1部 経済変化の理解に関する諸問題
第2章 非エルゴード的世界における不確実性
第3章 信念体系、文化、認知科学
第4章 意識と人間の志向性
第5章 人間が構築する足場
第6章 ここまでの棚卸し

第2部 その先にあるもの
第7章 進化する人為的環境
第8章 秩序と無秩序の原因
第9章 正しい理解、誤った理解
第10章 西洋世界の勃興
第11章 ソビエト連邦の盛衰
第12章 経済成果の改善
第13章 私たちはどこへ向かうのか?

著者プロフィール

ダグラス・C・ノース  【著】
だぐらす のーす

1920年生まれ。2015年没。ロナルド・コース、オリバー・ウィリアムソンと並ぶ新制度派の経済学者。経済史の分野に経済理論や数量分析を導入した功績により、1993年にノーベル経済学賞を受賞。経済学に絶大な影響を与えてきた。
主な著書に『西欧世界の勃興』(ミネルヴァ書房、2014年、共著)、『制度・制度変化・経済変化』(晃洋書房、1994年)、『経済史の構造と変化』(日経BP社、2013年)など。

瀧澤 弘和  【監訳】
たきざわ ひろかず

中央大学経済学部教授。1992年法政大学経済学部卒業、1997年東京大学大学院経済学研究科博士課程満期退学。東洋大学専任講師、同助教授、経済産業研究所フェロー、多摩大学准教授、中央大学准教授などを経て2010年より現職。著書に『経済政策論』(共著、慶應義塾大学出版会)、『経済学に脳と心は必要か?』(共著、河出書房新社)、訳書に『ルールに従う』、『市場を創る』(共訳)、『比較制度分析に向けて』(共訳、以上NTT出版)など。

中林 真幸  【監訳】
なかばやし まさき

東京大学社会科学研究所教授。1993年東京大学文学部卒業。1998年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。大阪大学大学院経済学研究科准教授などを経て現職。著書に、『近代資本主義の組織』(日経・経済図書文化賞受賞、東京大学出版会)、『日本経済の長い近代化 統治と市場、そして組織 1600-1970』(編、名古屋大学出版会)、『企業の経済学』(共編)、『比較制度分析・入門』(共編)、『企業統治の法と経済』(共編、以上有斐閣)

水野 孝之  【訳】
みずの たかゆき

川嶋 稔哉  【訳】
かわしま としき

高槻 泰郎  【訳】
たかつき やすお

結城 武延  【訳】
ゆうき たけのぶ