プロ野球の経済学

労働経済学の視点で捉えた選手、球団経営、リーグ運営

橘木 俊詔著
2016年5月13日 発売 在庫なし
定価 1,650円(税込)
ISBN:9784492314784 / サイズ:四六/並/216

日本のプロ野球を「(労働)経済学」の観点で捉え、年俸問題、キャリア問題、選手の権利問題、球団経営等について調査・分析。メジャーリーグとの比較分析も行う。新たな視点のプロ野球解説書とするとともに、日本のプロ野球をケーススタディとした経営、ビジネスの指南書にもなる書。

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概要

プロ野球選手は、本当においしい職業なのか!? 経済学の視点から、「職業としてのプロ野球」を評価・分析する異色の書。

目次

第1章 野球がプロスポーツの代表になった経緯
第2章 2リーグ制の確立とプロ野球の隆盛
第3章 プロ野球の経営側と選手側を評価する
第4章 プロ野球選手の給料は本当に高いのか
第5章 アメリカ大リーグとの比較で日本プロ野球界を評価する

著者プロフィール

橘木 俊詔  【著】
たちばなき としあき

1943年兵庫県生まれ。小樽商科大学卒、大阪大学大学院修士課程修了、ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。京都大学経済学部教授、同志社大学経済学部教授を経て、現在京都女子大学客員教授、京都大学名誉教授。その間、仏米英独で教育・研究職。2005年度日本経済学会会長。専攻は経済学。
本書と関連する著作:『日本の経済格差』(1998年)、『安心の経済学』(2002年)、『格差社会』(2006年、以上岩波書店)、『学歴入門』(2013年、河出書房新社)、『共生社会を生きる』(2015年、晃洋書房)、『21世紀の資本主義を読み解く』(2015年、宝島社)、『夫婦格差社会』(2013年、中央公論新社)、『セーフティ・ネットの経済学』(2000年、日本経済新聞社)、『日本の地域間格差』(2012年、日本評論社)、『無縁社会の正体』(2010年、PHP研究所)、『消費税15%による年金改革』(2005年)、『女女格差』(2008年)、『安心の社会保障改革』(2010年、以上東洋経済新報社)。