アセモグル/レイブソン/リスト マクロ経済学

ダロン・アセモグル著/デヴィッド・レイブソン著/ジョン・リスト著/岩本 康志監訳/岩本 千晴訳
2019年2月1日 発売
定価 4,180円(税込)
ISBN:9784492315125 / サイズ:A5/並/664

経済学の考え方はシンプルなものでありながら、世界の出来事を説明し、予測し、改善するうえでとても役に立つ。
現実のデータからスタートして、3つの原理と3種類のコラムから経済社会を読み解く「新しく」て「やさしい」経済学シリーズがローンチ。
●新しい世代のための経済学への入口となる入門テキスト
●経済学の核心を3つの原理「最適化」「均衡」「経験主義」で表す
●現実社会を3つのコラム(「根拠に基づく経済学」「データは語る」「選択の結果」)を通して直観的に理解することができる
●豊富な補助教材が完備され、先生の授業を強力にサポート
●現実の実証的な質問を最初に提示し、データを使って理論を学ぶ
●経済学の理論とエビデンスのマッチングに重点が置かれている
●経済学の理論と現実のデータとのマッチングに重点が置かれている

経済学の考え方はシンプルなものでありながら、世界の出来事を説明し、予測し、改善するうえでとても役に立つ。
それを知ってもらおうと思い、私たちは本書を執筆した。
――原著者「まえがき」
本書の特徴は、「新しい」と「やさしい」である。
経済学の最先端で議論されているような最新のトピックが、教科書の中核に取り入れられている「新しい」教科書である。
課題の多くは、経済に起こった現象の原因と結果の関係の解明である。その内容を読者に「やさしく」伝えるために、身近な事例が多数取り上げられている。
――「監訳者まえがき」

●人間行動を理解するうえでの経済学のアプローチの核心である3つの原理
「最適化」:人々は可能な選択肢の中で最善のものを選ぼうとする
「均衡」:最適化の原理を拡張することによって均衡は導き出される
「経験主義」:どのように現実のデータを用いて具体的な問題の解決策を示すのかを描く
●現実社会の問題を直観的に理解することを目的とする3種類のコラム
「根拠に基づく経済学」(EBE):どのように現実のデータを用いるのかを考える
「データは語る」:現実のデータを議論の根幹に据える
「選択の結果」:最適化の原理を扱うための経済的意思決定の問題を考える

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概要

新世代による入門テキスト。現実データから社会を読み解く経済学の考え方と、一国経済からグローバル経済まで見通す力を身に付ける。

目次

第Ⅰ部 経済学への誘い 経済学序説
1章 経済学の原理と実践  
2章 経済学の方法と問い  
3章 最適化:最善を尽くす 
4章 需要、供給と均衡   
第Ⅱ部 マクロ経済学への誘い 
 5章 国の富:マクロ経済全体を定義して測定する
 6章 総所得  
第Ⅲ部 経済成長と発展  
 7章 経済成長  
 8章 なぜ豊かな国と貧しい国があるのか?
第Ⅳ部 マクロ経済の均衡
 9章 雇用と失業  
 10章 クレジット市場
 11章 金融システム 
第Ⅴ部 景気変動とマクロ経済政策
 12章 景気変動  
 13章 反循環的マクロ経済政策 
第Ⅵ部 グローバル経済のマクロ経済学  
 14章 マクロ経済と国際貿易  
 15章 開放経済のマクロ経済学 

著者プロフィール

ダロン・アセモグル  【著】
だろん あせもぐる

マサチューセッツ工科大学(MIT)経済学部エリザベス&ジェイムズ・キリアン記念教授。T・W・シュルツ賞、シャーウィン・ローゼン賞、ジョン・フォン・ノイマン賞、ジョン・ベイツ・クラーク賞、アーウィン・プレイン・ネンマーズ経済学賞などを受賞。専門は政治経済学、経済発展と成長、人的資本理論、成長理論、イノベーション、サーチ理論、ネットワーク経済学、ラーニングなど。主著に、『ニューヨーク・タイムズ』紙ベストセラーに選出された『国家はなぜ衰退するのか』(ジェイムズ・ロビンソンとの共著)などがある。

デヴィッド・レイブソン  【著】
でヴぃっど れいぶそん

ハーバード大学経済学部ロバート・I・ゴールドマン記念教授、全米経済研究所(NBER)研究員。T・W・シュルツ賞、TIAA-CREFポール・A・サミュエルソン賞などを受賞。教育への貢献に対して、ハーバード大学ファイ・ベータ・カッパ賞、ハーバード・カレッジ賞などを受賞。専門は行動経済学、異時点間選択、マクロ経済学、家計経済学など。

ジョン・リスト  【著】
じょん りすと

ジョン・リスト(John List)
シカゴ大学経済学部ケネス・C・グリフィン記念教授、経済学部学長、全米経済研究所(NBER)研究員。ケネス・J・アロー賞、ケネス・ガルブレイス賞などを受賞。他に、ユルヨ・ヨハンソン講演、クライン・レクチャー講演。専門はミクロ経済学、特にフィールド実験、行動経済学など。主著に、世界的ベストセラーとなった『その問題、経済学で解決できます。』(ウリ・ニーズィーとの共著)などがある。


岩本 康志  【監訳】
いわもと やすし

1961年生まれ。国立国会図書館専門調査員。京都大学経済学部卒業、大阪大学経済学博士。一橋大学大学院経済学研究科教授、東京大学大学院経済学研究科教授、東京大学公共政策大学院教授等を歴任。2008年に日本経済学会・石川賞受賞。著書に『健康政策の経済分析』(共著、東京大学出版会、2017年度日経・経済図書文化賞受賞)、『新版 マクロ経済学』(共著、有斐閣)、『社会福祉と家族の経済学』(編著、東洋経済新報社、2002年NIRA大来政策研究賞受賞)。他に論文多数。

岩本 千晴  【訳】
いわもと ちはる

関東学園大学経済学部経済学科准教授。ボストン大学経済学修士、中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了、博士(総合政策)。訳書に、スティグリッツ/グリーンウォルド『スティグリッツのラーニング・ソサイエティ 生産性を上昇させる社会』(東洋経済新報社)、ミアン/サフィ『ハウス・オブ・デット』(東洋経済新報社)、コングルトン『議会の進化――立憲的民主統治の完成へ』(共訳、勁草書房)。