現代経済学の潮流 2019

宇井 貴志編/加納 隆編/原 千秋 編/渡部 敏明編
2019年7月26日 発売 在庫なし
定価 2,640円(税込)
ISBN:9784492315170 / サイズ:A5/上/264

日本経済学会唯一の日本語版機関誌。収録された5本の論文は日本の経済学界を代表する経済学者による、最先端の研究です。パネル討論「ビッグデータ・機械学習と経済分析」「日本経済の歴史:GDP・土地制度・労働市場の1000年」の2本は、経済学者だけではなく、多彩なパネリストによる活発な議論が展開され、現実の政治・社会問題への経済学の貢献という点で大きな示唆を与えます。大学教員・大学院生など、経済学研究者にとっての必読文献です。

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概要

日本経済学会の日本語版機関誌。最先端の研究論文5本と、ビッグデータと機械学習、日本経済の歴史がテーマのパネル討論を収録。  

目次

第1章 インフレ率によるゼロ金利解除の弊害 ──林 文夫
第2章 イノベーション活動における局所的相互作用の実証分析 ──中嶋 亮
第3章 操作変数を使わない需要関数の推定法 ──今井 晋・菊地雄太・田中藍子
第4章 インプライド・モーメントがもたらす情報:VIXは何を伝えているのか ──大屋幸輔
第5章 知的生産活動の経済空間 ──中島賢太郎
第6章 ビッグデータ・機械学習と経済分析(パネル討論1) ──新谷元嗣・伊神 満・北川 透・和泉 潔・宮川大介
第7章 日本経済の歴史:GDP・土地制度・労働市場の1000年(パネル討論2) ──深尾京司・中林真幸・中村尚史・森口千晶・川口大司

著者プロフィール

宇井 貴志  【編】
うい たかし

一橋大学大学院経済学研究科教授。1963年生。専門はゲーム理論。

加納 隆  【編】
かのう たかし

一橋大学大学院経済学研究科教授。1970年生。専門はマクロ経済学。

原 千秋   【編】
はら ちあき 

京都大学経済研究所教授。1964年生。専門はミクロ経済学。

渡部 敏明  【編】
わたなべ としあき

一橋大学経済研究所教授。1963年生。専門は計量ファイナンス。