ジェイソン・W・ムーア 【著】
じぇいそん むーあ
米国ビンガムトン大学(ニューヨーク州立大学ビンガムトン校)社会学部教授。
1994年にオレゴン大学で政治学と社会学の学士号を取得後、1997年にカリフォルニア州立大学サンタクルーズ校で歴史学の修士号、2007年にカリフォルニア州立大学バークレイ校で地理学の博士号を取得。スウェーデンのルンド大学リサーチ・フェローなどを経たのち、ビンガムトン大学助教、准教授を経て現職。政治生態学、農業-食糧研究、歴史地理学、環境史、政治経済学などを研究フィールドとする。共著にA History of the World in Seven Cheap Things (Raj Patelと共著、University of California Press, 2018)、編著にAnthropocene or Capitalocene? (PM Press, 2016)がある。
山下 範久 【監訳】
やました のりひさ
1971 年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程単位取得退学。現在、立命館大学グローバル教養学部教授。歴史社会学、社会理論、世界システム論専攻。主な著書に『世界システム論で読む日本』(講談社、2003年)、『現代帝国論』(NHK ブックス、2008年)、共編著に『ウェストファリア史観を脱構築する』(ナカニシヤ出版、2016 年)、編著に『教養としての 世界史の学び方』(東洋経済新報社、2019年)、訳書にA・G・フランク『リオリエント――アジア時代のグローバルエコノミー』(藤原書店、2000 年)などがある。
滝口 良 【訳】
たきぐち りょう
1977年生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は文化人類学、現代モンゴル都市研究。主な著書に『近現代モンゴルにおける都市化と伝統的居住の諸相――ウランバートル・ゲル地区にみる住まいの管理と実践』(編著、東北大学東北アジア研究センター、2018年)がある。