入門 実践する計量経済学

藪 友良著
定価 3,520円(税込)
ISBN:9784492315507 / サイズ:A5/並/426

計量経済学を用いた分析は、経済分野にとどまらず、経営学やマーケティング分野でも広く用いられるようになっている。本書は計量経済学の手法を自由自在に操れるスキルを身につけ、社会においてデータ分析を実践できるようになることを目的としている。
 本書には計量経済学がどのように役に立つのかを理解できる実証例が豊富に載っており、単なる理論体系ではなく、「生きた」知識として計量経済学を身につけることができる。
 また、高校初級程度の数学的知識があれば理解できるように随所に工夫がなされており、さらに、また本書に掲載しているデータや練習問題の解答は、サポートウェブサイトに掲載しており、独学でも勉強できるようになっている。

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本書掲載データ・各章の練習問題の解答は、次の著者のホームページでご覧になれます。
http://www.fbc.keio.ac.jp/~tyabu/keiryo/
 
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概要

『入門 実践する統計学』(2012年10月刊・8刷)に続くシリーズ最新作! 実証分析を学びたい入門テキストの決定版。

目次

 1 章 計量経済学とは何か
Ⅰ部 回帰分析の基礎
 2 章 最小2乗法と決定係数
 3 章 最小2乗推定量の統計的性質
 4 章 仮説検定
 5 章 重回帰分析
Ⅱ部 回帰分析の応用
 6 章 定式化
 7 章 同時検定
 8 章 標準的仮定の妥当性
 9 章 不均一分散
 10章 系列相関
 11章 パネル分析
 12章 質的選択モデル
 13章 内生性と操作変数
 14章 プログラム評価
Ⅲ部 時系列分析
 15章 定常時系列
 16章 非定常時系列
 

著者プロフィール

藪 友良  【著】
やぶ・ともよし

1997年 法政大学経済学部卒業
1999年 一橋大学大学院経済学研究科修士号取得
2006年 ボストン大学大学院経済学研究科Ph. D.(経済学)取得
日本銀行エコノミスト、筑波大学システム情報系専任講師を経て、
現在、慶應義塾大学商学部教授