ミクロ的基礎付け、最適化、動学など現在の経済学研究に沿ったアプローチで説明する、国際マクロ経済学の最もスタンダードなテキスト。
本書の特徴は以下の通り。
★合理的期待に基づくミクロ的基礎付けをもったマクロ経済学モデル
★名目賃金の下方硬直性を含む小国開放のニューケインジアンモデルまで網羅
★経常収支の反転である「突然の停止」や、「過剰債務」問題への対処として、資本規制やマクロプルーデンス政策を解説
★二国の大国モデルや実質為替レートの決定など、長期的に重要なトピックも分析
★2期間かつ完全予見という単純化にもとづいた経済モデルをベースに、無限期間経済への展開や、初歩的な数値的シミュレーションなど、大学院博士課程レベルへの橋渡しも