読みだしたら止まらない 超凝縮 人類と経済学全史

アンドリュー・リー著/黒輪 篤嗣訳
2024年12月25日 発売
定価 2,200円(税込)
ISBN:9784492315620 / サイズ:四六/並/320

経済学が何倍も面白くなる!

農業革命から人工知能まで、世界は経済の力に動かされてきた。
多様な経済学の魅力を伝える、すべてのビジネスパーソン必読の書!
世界14カ国で刊行! 2023年ノーベル経済学賞受賞者絶賛!

古代のエジプトやローマでは、生産性を高める発明がなぜ生まれなかったのか?
日本のエリート層に武士の姓を持つ人が多いのはなぜだろうか?
ハイエクとケインズの、不況に対する考え方の違いとは?
戦後の数十年間に、格差が縮小した理由とは?
収入の多さは幸福度を左右するのだろうか?

経済発展や経済学の歴史とその確立に貢献した人物を振り返りながら、
これらの問いへの答えを見つける壮大な旅に出よう。

「経済学に関する本を1冊だけ読むなら、明解で洞察に満ちた、注目すべき(そして短い)この本だ」
ーークラウディア・ゴールディン、(2023年ノーベル経済学賞受賞者)

「今日の経済について理解したい人にとって、必読の書である」
ーーベッツィー・スティーブンソン(ミシガン大学経済学部教授)

「経済学に興味はあるけれどもよくわからないという人は、本書から十分に学ぶことができるだろう」
ーーキャロライン・ホックスビー(スタンフォード大学経済学部教授)

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概要

経済学が何倍も面白くなる! 農業革命から人工知能まで、世界は経済の力に動かされてきた。すべてのビジネスパーソン必読の書!

目次

序章
第1章 出アフリカと農業の始まり
第2章 大運河、印刷機、疫病
第3章 帆船の時代
第4章 産業革命と国民の富
第5章 貿易、移動、技術の急発展
第6章 経済モデルと工場の近代化
第7章 第一次世界大戦と大恐慌
第8章 第二次世界大戦とブレトンウッズ
第9章 黄金の30年?
第10章 市場がすべて?
第11章 インフレ目標と格差
第12章 熱い市場と熱くなる地球
第13章 パンデミックとその後
第14章 経済と経済学の過去、現在、未来

謝辞
原注
図版出典
索引

著者プロフィール

アンドリュー・リー  【著】
あんどりゅー・りー

オーストラリア国立大学経済学部の元教授。著書に『RCT大全:ランダム化比較試験は世界をどう変えたのか』(上原裕美子訳、みすず書房、2020年)、Battlers and Billionaires、The Luck of Politics、Reconnected(共著)などがある。2010年より労働党のオーストラリア代議院(下院)議員。

黒輪 篤嗣  【訳】
くろわ あつし

翻訳家。上智大学文学部哲学科卒業。ノンフィクションの翻訳を幅広く手がける。主な訳書に『世界を変えた8つの企業』『経済学レシピ:食いしん坊経済学者がオクラを食べながら資本主義と自由を考えた』『アッテンボロー 生命・地球・未来:私の目撃証言と持続可能な世界へのヴィジョン』『新しい世界の資源地図:エネルギー・気候変動・国家の衝突』『ワイズカンパニー:知識創造から知識実践への新しいモデル』(以上、東洋経済新報社)、『問いこそが答えだ!:正しく問う力が仕事と人生の視界を開く』(光文社)、『哲学の技法:世界の見方を変える思想の歴史』『ドーナツ経済学が世界を救う:人類と地球のためのパラダイムシフト』(以上、河出書房新社)、『宇宙の覇者 ベゾスvsマスク』(新潮社)、『レゴはなぜ世界で愛され続けているのか:最高のブランドを支えるイノベーション7つの真理』(日本経済新聞出版社)などがある。