概説 世界経済史 Ⅰ

旧石器時代から工業化の始動まで

ロンド・キャメロン 著/ラリー・ニール 著/速水 融 監訳
2013年1月11日 発売 在庫なし
定価 3,740円(税込)
ISBN:9784492371114 / サイズ:A5/並/352

グローバル化時代に対応した、定評ある世界経済史の入門書(原書第4版訳)。原書は、フランス語、ドイツ語、スペイン語など11カ国語に翻訳され、多くの大学でテキストとして採用されている。世界はなぜ富める国と貧しい国にわkれたのか、という問題意識に基づいて、第Ⅰ巻では、古典古代、中世ヨーロッパの経済発展から、非西洋社会の経済を取り扱い、近代工業の成立(産業革命ま)までを記述する。

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概要

グローバル化時代に対応した、定評ある経済史のテキストブック(原書第4版訳)。第1巻では、古典古代、中世ヨーロッパの経済発展から、産業革命までを取り扱う。

目次

第1章 序論:経済史と経済発展
第2章 古代における経済発展 
第3章 中世ヨーロッパにおける経済発展 
第4章 西洋の拡張前夜における非西洋社会の経済 
第5章 ヨーロッパにおける第2の成長局面 
第6章 経済的ナショナリズムと帝国主義 
第7章 近代工業の夜明け

著者プロフィール

ロンド・キャメロン 著  【著】
ろんど きゃめろん

Rondo Cameron (1925-2001) 1948年イェール大学卒業。1952年シカゴ大学よりPh.D.取得。1952-1969年ウィスコンシン大学で、1969-1993年エモリ大学で教鞭をとる。1993年エモリ大学名誉教授。20世紀後半を代表する経済史家。
著作に、France and Economic Development of Europe (1966), Banking in the Early Stages of Industrialization (1967)、Civilizations: Western and World (共著、1975)などがある。


ラリー・ニール 著  【著】
らりー にーる

Larry Neal (1941- )  1962年スタンフォード大学卒業。1968年カリフォルニア大学バークレー校よりPh.D.取得。1967-2004年までイリノイ大学経済学部で教鞭をとる。現在、イリノイ大学名誉教授。ロンドン・スクール・オブ・エコノミックス客員教授。金融史、ヨーロッパ経済史およびEU経済が専門分野。
著書に、The Rise of Financial Capitalism: International Capital Markets in the Age of Reason (1990), The Economics of European Union and the Economics of Europe (共著、1998), The Economics of Europe and the European Union (2007)などがある。


速水 融 監訳  【監訳】
はやみ あきら

1929年生まれ。日本学士院会員。慶應義塾大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授、麗澤大学名誉教授。1慶應義塾大学経済学部卒業。経済学博士。
著書に、『日本経済史への視角』、『近世農村の歴史人口学的研究』、『歴史人口学研究』、『歴史のなかの江戸時代』m『数量経済史入門』など多数。