第1章 戦後の日本経済の成長と循環 第2章 経常収支黒字と円高 第3章 バブルの発生と崩壊 第4章 1990年代の低迷と供給面からの接近 第5章 民間設備投資の低迷をめぐる論点 第6章 消費低迷の背景と家計貯蓄率の低下 第7章 デフレをめぐる論点 第8章 1990年代の財政をめぐる論点 第9章 1990年代初頭以降の金融政策の評価 第10章 デフレ経済下における政策発動の順番 第46回(2005年度) エコノミスト賞を受賞しました
貞廣 彰 さだひろ あきら
早稲田大学政治経済学部教授。 1945年香川県生まれ。68年早稲田大学政治経済学部卒業。70年大阪大学大学院経済学修士課程修了。71年経済企画庁(現内閣府)入庁。経済研究所長などを経て2000年9月より現職。この間、内国調査第1課長として95、96年度の「経済白書」を執筆。
著書に、 『日本経済のマクロ計量モデル分析』有斐閣、1992年 『ビジュアル世界経済の基本』日経文庫、1995年 など