2007年日本経済
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概要
日本の金利引上げが米国バブルの息の根を止める！景気回復の実感に乏しい庶民や中小企業を襲う最悪のシナリオ。正念場を迎える２００７年の日本経済を徹底予測する。
目次
プロローグ 日本発経済危機の可能性 第１章 【世界経済】 日本の金利上昇が米国バブル経済に幕を引く １ 日銀ゼロ金利解除のインパクト ２ 秒読みに入った米国の経済破綻 ３ 米国経済・救済への道 第２章 【国内経済】 「一〇〇年に一度」の好機と永久デフレの混在が続く １ 実感なき景気回復の正体 ２ グローバル経済下の企業経営 第３章 【ポスト小泉】 課題は「小泉改革の継承」ではなく 「小泉失政の補正」 １ 小泉失政の大罪 ２ 安倍新政権が背負った課題 第４章 【世界秩序】 グローバル化の進展が 「経済ナショナリズム」を呼び起こす １ 新たな段階に入ったグローバル経済 ２ 保護主義に向かう世界経済 ３ 新しい世界秩序の可能性 第５章 【日本再生】 競争力を高める文化・教育の再構築を急げ １ 世界で注目される日本の文化力 ２ 教育の再生を急げ
著者プロフィール
高橋乗宣
たかはし じょうせん
昭和45年東京教育大学（現筑波大学）大学院博士課程修了。大学講師を経て、昭和48年三菱総合研究所に入社。主席研究員、研究理事、顧問、明海大学教授を経て、現在は相愛大学学長。
主な著訳書に『通貨の興亡』『奇跡の繁栄はなぜ失われたか―物語・日本経済50年史』『デフレの恐怖』『2007年日本経済 長期上昇景気に陥穽あり！』がある。